「熊野古道・伊勢路」は熊野と伊勢を結ぶ古い道です。
幾つもの峠を越える細くて険しい道ですが、
今は、国道や広い県道と並行になっている所や交差する場所、車が通れそうな道も、一部あります。
私と夫は、車でしばらく「旧伊勢街道」を辿っていましたが、
現代の市街地に差し掛かって、先へ進むのをためらっている所だったので、
ここらで、熊野街道を探索してみようということになって、
まず家から比較的近くて、車で行けそうなところへ行ってみることにしました。
よく利用する国道42号線、車がビュンビュン走る広い道路を曲がるとすぐに
小さなかわいい駅(JR・栃原)がありました。
近くのお地蔵さん。立派な瓦屋根
扉に石がいくつもぶら提げてありました。
中耳炎の回復を祈るものだそうです(耳の形の石!に穴を開けている)
交差点などに「熊野街道」と記した旗が立っていて、
その旗に案内されて、少し街道を進むと、
線路の傍に、宿がありました。
今は静かでしたが、春になれば街道を歩く人たちが利用するのでしょう。
↑ 左の建物が宿(田島屋)
右の昭和レトロな建物は昔は病院だった?かもしれません。
(家に帰って調べてみると、現在は土曜だけ営業のカフェのようでした)
内部はすっかりおしゃれにリニューアルされているようです。
長い塀!
雪がちらついてきました。
ちらついていた雪がだんだん強くなってきました。
ここからしばらくは車の中から写真を撮りました。
かわいい手描きの看板、窓を開けてパチリ。
絵の動物は、犬や猫ではなく豚に見えます。
↑、新しい建物のようです(お茶の製造所)
↑ 別の製茶屋さん。こちらは古い建物で白壁の文字が素敵だったのに、見えない・・・
街道の裏はずーっと、広い茶畑でした。