マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

小さな集落で

2023-06-01 | Weblog

夕方、スーパーの帰りに、家とは違う方向に車を走らせ、

田んぼの真ん中の農道などに、車を停めて、

チョコレートを齧ったり、お茶などを飲む・・・

時どきそんな寄り道をします。

この辺りでは、田んぼの先には、たいてい、こんもりした森があって、氏神様が在り、

明るい所に「六地蔵」があって、お墓があって、集落があります。

古い家、古い建物をリフォームした家、現代建築の家、廃屋、が混在しています。

この日は、ちょっと車を降りて散歩しました。

軽トラックを降りて、田んぼの様子を見ていた男性に夫が声をかけ、少しお話を聞かせていただきました。

「・・・今はこの集落で、自分で種籾を蒔いて、苗を育てて、田植えして、米を作っているのは自分だけになった・・・

(皆、管理会社に任せるようになった。)

もう農業はだめだ・・・」と語り、また車に乗って何処かへ。

なんとその男性は昭和3年生まれ、94歳!だそうです。

凄い体力と精神力です。

家に帰ってから、一緒に並んで写真を撮らせてもらえばよかった!と夫は残念がっていました。

また会えたらいいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

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2 コメント

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小さな集落 (みさ々)
2023-06-01 12:52:53
マリヤンカさま、こんにちは。
とてもノスタルジックな田舎風景。
ご主人様とチョコにお茶、いい感じです(*^^)v
焼杉板の家屋や土塀など、かつての日本風景がみえます。

そうですね、94歳のご高齢の男性は多分10代で終戦を迎え、戦前教育も、戦後の思春時代も体験した骨太の方でしょうね。
ご主人様が残念がっていた気持ち、なんとなくよく分かります。
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Unknown (マリヤンカ)
2023-06-01 13:33:36
みさ々様
コメントありがとうございます。
実はこの様な建物や蔵は、この地方には結構たくさん残っています。見てあるくのが楽しいです。
伊勢造りの蔵は、漆喰の白壁の上に杉板を張り、
(かつては魚の脂や煤で作った)黒い塗料が塗ってあります。窓も二重になっていて、外側は銅板で、緑青の色が遠くからも、美しいです。海からの強い潮風から守るためだったそうです。
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