マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

桜散る

2013-04-07 | Weblog
桜が散って、
桜ではないけれど、桜に似た花を咲かせるバラ科の木々が今から次々と花を咲かせます。
ナシ、スモモ、カリン、、、
花がきれいなだけじゃなくて美味しい実が実るのは素晴らしい!
リンゴはこのあたりでは見られないけれど、
北の国のリンゴの花咲くころは、さぞ美しいことでしょう。

写真は「カリン」の花

この2日間の雨風で多くの桜が散ってしまいました。

でもまだ川べりの桜は随分花が残っています。
土手にも川面にもピンクの帯!


濡れた地面にも幾重にもなったピンクの花びらが張り付いています。



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「ミモザ」と呼ばれる「フサアカシア」、「アカシア」と呼ばれる「ハリエンジュ」

2013-04-04 | Weblog
「フサアカシア」はオーストラリア、タスマニア原産だそうです。
園芸用に多くの品種があるようです。
驚くほど成長が早く、房や毬のようになって咲く黄色い花が明るくて、
まるでライトアップしてるみたいです。
その明るさ、黄色の色の強さが、日本の風土には無い雰囲気です。
「ミモザ」の名で知られていますが本来の「ミモザ」は別の植物で、
輸入時に混乱したらしいです。
木の様子や花を見れば、「フサ…」の方が形状を表していていいと思いますが、
ミモザの名の響きがこの木の人気の理由かもしれません。


札幌の町の「アカシア」も「アカシアの雨に打たれて、、、♪」の「アカシア」も本当の名前は「ハリエンジュ」
でも「ハリエンジュの雨にうたれて、、、♪」では歌になりません。

「ニセアカシア」とも呼ばれていますが、偽は可哀想、
その「ハリエンジュ」もとても成長の早い木で、
やせた土地、放置された場所などで、あっという間に大きくなります。
名前の通り鋭いとげがあります。
京大の農学部のグランドの北の斜面に「ハリエンジュ(ニセアカシア)」の大木がたくさんありましたが、
大風で何本も倒れたので、だいぶ整理されました。
その後、2年くらいたったでしょうか。沢山の実生の苗があっちからもこっちからも、
いっぱい出てきてぐんぐん大きくなりつつあります。
写真の地面から突き出た細い枝のようなものもみんなハリエンジュです。

木々の更新なんてすごく時間のかかるものだと思っていましたが、
ムクノキ、アキニレ、アオギリ、ニセアカシア、センダンはとても早いことを目の当たりに見ました。
そしてその強さは半端じゃない、、、木はすごいとつくづく感心します。

「アカシア」ではなく本当は「ニセアカシア」ですが、なんといっても蜂蜜で有名です。
なのに、、、去年も、白い花がいっぱい咲いて、素晴らしくいい香りを撒き散らしていたのに、
ミツバチがブンブン舞う姿が見られませんでした。
蜂は本当に少なくなっています。心配です。


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アンティークのガラスの小物

2013-04-01 | Weblog
親しい親戚からアンティークの小物を貰い受けました。

一つは、金属とガラスに柔らかな絹の布をあしらった灰皿です。
周りの金属部に念入りな彫金が施され、
ガラスを通して底に張った赤い絹布と細かなクロステッチ刺繍の花模様が浮きたって見えます。
細部にまで手技が込められています。

たばこを吸う女性の注文品だったのではないでしょうか。
たばこではなく昔なのでキセルだったかもしれません。
どんな服装で、どんなしぐさでその女性がたばこを吸ってこの灰皿を使っていたのでしょう?
想像すると楽しいです。


こちらはガラスの器に合わせて金属を籠目に編んでかぶせた籠です。
何を入れるためのものだったのか?
取り敢えず、庭の椿を置いてみました。
ガラスのコップも存在感があります。
コメント (5)
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工場の解体

2013-04-01 | Weblog
高野川の東側のあたりには大きな工場も小さな工場も、
もっと小さな作業所も昔は沢山あったそうです。
今は住宅やマンションに変わりました。

ここは、私が気がついた時にはもう既に、廃工場で、
壊れかけた建物の中から天井を破り屋根を壊してアオギリの木が突き出ていて、
どうなるのだろうと思っていました。

半分建物が壊されて、残った壁にシルクスクリーンらしきものが積み重ねてあるように見えます。
染色工場だったのかもしれません。
大きな土管のようなものは何をするためのものだったのでしょう。
ここに大勢の人が働いていたことを想像するのは難しいです。
それほどここは長い間ボロボロになっていました。
朽ちていく建物と、ぐんぐん伸びて薄紫の花をいっぱいつけるアオギリも、
もうどちらも、見られなくなるでしょう。
 




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