マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

ハガキの葉

2014-06-12 | 自然
京都薬大薬用植物園では各々の名札にタラヨウの葉を、
筆記用具としてタラヨウの枝先を削って用意してくださいました。
鳩目を打って紐も通してあります。
それに自分の名前を書いて首につるして園内を見学しました。

余った葉を貰って帰り、家族で落書きをして楽しみました。
あれから一週間余り、
葉はすっかり乾いています。
タラヨウに棲んでいる「いたずらっこ」は健在です。

タラヨウの葉は大きくてつやつやとした濃い緑で肉厚、
その葉の裏に爪楊枝などで、鉛筆で字を書くように書くと、
暫くしてくっきりと黒い文字が浮き上がってきます。
子どもが小さかった時、近くの神社のタラヨウの葉でよく遊びました。
古くは葉の裏面に経文を書いたり、葉をあぶって占いに使用したりしたため、寺や神社に多いそうです。
黒くなるのはタンニンかなと思いますが。

宛名を書いて、切手を貼ってポストに入れれば送ることが出来ます。
郵便局のシンボルツリーになっているそうです.

「京都薬大付属薬用植物園」は研究施設であり、学生の教育施設ですが、
植物園の入口への道を歩き始める時にすでに別世界、桃源郷に入り込むような感じを受けました。
植物の種類の密度が濃いので、蝶や蜻蛉や蜂等、虫たちの密度も濃いに違いありません。
一日中、夜まで過ごしたい気持ちになりました。
案内して下さった植物園の責任者の女性が素晴らしくて、またいつか訪ねたいと思います。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

毒、薬、香辛料…

2014-06-10 | 自然
植物図鑑を見ていると、
、と書かれているものが身近な植物にも結構多くてビックリします。
写真は「ジギタリス」
葉から抽出されたものが心臓のとして利用されているそうです。
図鑑にはさらに、全草毒、取扱いに注意が必要、
花壇に植えられたものが一部野生化しているのでコンフリーと間違えて食べないようにと注意書きがあります。

地球上に昆虫が登場したのは4億年前。
人の歴史とは比べ物にならないほど虫と植物の付き合いは長くて、
その攻防が互いの進化を促進していったのでしょう。
の生成もその成果かもしれません。

上の写真は「バニラ」、黒くて細長いのがバニラビーンズ
莢に鼻を近付けるとしっかりあの甘い香りが。
原産地は中央アメリカ
この蘭の受粉できるのはハリナシバチ(ミツバチの仲間)だけ、
もちろんここにはいないので人の手で受粉(爪楊枝を刺してある花)しています。

上の写真は「コショウ」の蔓、
まだ未熟な胡椒の房がぶらさがっています。
この胡椒を求めて航路が開かれ、道が出来、略奪が繰り返された時代がありました。
胡椒の一粒は金の一粒と同等の価値があったそうです。
胡椒好きの私も胡椒がなかったら困りますが、
その歴史は頭の隅っこに記憶しておきたいと思います。
黒コショウのシワシワの黒い皮を取り去ったのが白コショウだそうです。
訊けば、なーるほど、です。
(薬用植物園にて、4)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホップ○。○。。。。。

2014-06-09 | 自然
大昔、当然まわりは木や草ばかり、
衣食住のほとんどを植物採集でまかなっていたわけで、
何が毒で、何が薬で、何が虫よけになって、何が美味しくて、何がまずくて、
何が糸や布になって、何が染料になって、なにが燃えやすくて、
何が丈夫で、何が柔らかくて、何がいい香りで、
何がいつ、どこにあるか、誰もがわからなければ生きてていけなかったに違いないのです。
その知恵が蓄積されて、共有されて、今がある、と思いたいのですが…

古来からの知恵の蓄積という点で酒はわかりやすい。
ホップは雑菌の繁殖を抑える作用がありビールの苦みや泡をつくっているそうです。
 


ビールに使うのは雌株の「毬花」(本当の花ではない)、下は雄花?

下の写真はルリジサ、色も形も綺麗、
PCで検索してみると、綺麗な青色はマドンナブルーと呼び、
西洋美術では聖母の服にはルリジサからとった青色を塗った、という解説がありました。

薬用植物園では花もたくさん咲いていましたが、
トンボやチョウやハチや小さな虫もいっぱいいて、
鳥の鳴き声と蛙の声がすぐそばに聞こえて嬉しくなりました。

今年見た、たぶん5種類目のカメムシ、アカスジカメムシ、
逆光でピンボケでハッキリ見えませんが、赤と黒の派手な縞模様。
セリ科の植物の汁を吸う、と図鑑に書いてある通り、
トウキにいました。
白い花はまるで空の雲と融け合っているように見えます。

〈薬用植物園で、3〉
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

柿のヘタ、蔓(かずら)のトゲ

2014-06-06 | 自然
柿は渋ガキも甘ガキも勿論食べるし、
柿渋は塗料にもなるし、
染料にもなるし、
葉っぱはお茶になるし、と思っていたけど、
ヘタまで利用されているとは知らなかった!
しゃっくり止めとして昔から使われていたそうで
今では、病院などでも薬の副作用などでしゃっくりが出て困る時に処方されるそうです。
柿のヘタがしゃっくり止めになることを発見した人は素晴らしい!

写真は「カギカズラ」
(一枚しか写真を撮ってこなかったようで、横からも取ってくるべきだった。
葉の上の緑色の小さな丸いものは何だろう?虫コブ?)
カギカズラはつるを伸ばして絡み付いてよじ登るのではなく、
葉が出ている節ごとにくるりと曲がった鉤爪状のトゲがあって、
その鉤を大きな木などにひっかけてどんどんよじ登って高く長く太く育っていくのだそうです。
その鉤の数が、1こ、2こ、1こ、2こと節ごとに「替りばんこ」についているのが不思議です。
その方がより自由によじ登れるのかもしれません。
その鉤は緑色から徐々に茶色になるのだそうですが、
その茶色くなった鉤が漢方薬に使われてきたそうです。
今はカギカズラは認知症に効果があると注目されているそうです。
また、インフルエンザの特効薬タミフルの成分が含まれているそうです。
あーびっくり・・・

柿は日本中にありますが、カギカズラは南方系の植物で、京都では珍しいそうです。

〈薬用植物園にて 2〉
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハス(蓮)の糸

2014-06-04 | 自然
知人の紹介で京都薬科大学薬用植物園を見学してきました。
植物園内を一緒に回って案内して下さった月岡助教の話が、
期待を上回る面白さで、
家に帰れば大半の草木の名前を忘れてしまったにも拘らず、
それらの植物に触りながらお聞きした話が頭の中に甦ってきます。

先生が蓮の茎を一本折って静かにまわしながら引っ張って長い糸を引きだされた時には本当に驚きました。
藕糸(ぐうし)と呼ばれるもので、
束にした蓮の茎の中から糸を出して撚って、
仏像などにかける布を織るのだそうです。
見た目は蜘蛛の糸のようですが、触ってもべたべたしないのが又不思議。
レンコンを食べる時に糸を引くことは知っていましたが、
まさか布になるとは。

下の写真は杜仲茶の杜仲の木の葉、
この葉も折って引っ張ると!
で、この糸のようなのも繊維なのかどうかわかりません。
触ると融けるような感じで繊維ではないような気がします。
質問してくればよかったのに、その時は「へー」と驚いただけで…しっぱい、、、

何でもすぐ忘れるのでここに記録できるのがすごくありがたい、
といつも思っているのですが、
昨日その植物園を一緒に案内してくださった若い方が、
写真を撮ったらそのその場で直ぐその写真にメモを書けたらいいのに、
と話しておられたので、
あ、若い人でもそう思うんだとほっと安心しました。

思い出したことから順次記録していこうと思います。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

運がいい!

2014-06-01 | 自然
幼虫は山間の清流にしか棲まず、
成虫になってからの寿命はとても短い。
夜になると樹液に集まることがあるので、
夜にライトを持って探すといい。
大顎があり噛みつく力が強くて、
水生昆虫の王様と言われる虫、
それは・・・・・・・・ヘビトンボ!!!、

まだ羽化したばかりなのか、昼間だからなのか、それともこういう動きをする虫なのか、
不器用な羽ばたきで、ふらふらと地面に降りて来ました。
こ、これはもしや、と思ったものの、
こんな所に居ないだろう、と思ったのですが、
やはりヘビトンボでした。
真昼間に、京都の街中の御所の中でばったり出会えるとは、運がいい!!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ムラサキカタバミ

2014-06-01 | 自然
抜いても土の中に固まって出来ている種を取り除くことは難しい雑草だけど、
畑にすき込んで肥料にしたり、
こんもりと柔らかい葉を茂らせるので、大型の強い雑草が生えるのを防いだり、
石垣などの土の流失を防いだり、良い雑草として見直されているそうです。
我家の家の前のこの電柱の下で毎年かわいい花を咲かせます。
コンクリートに僅かな隙間があるのかもしれませんが、
雨の降らない日が続く強い日差しの中で、
緑とピンクの花が瑞々しいのが不思議です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする