隣町にこんなギャラリーがあるなんて全く知りませんでした。
この建物がある通りを通ったこともありませんでしたが、
仮に、前を通っても全く気が付かなかったでしょう。どう見ても普通の農家!
(実は招き猫の家のお隣りでした・・・)
今回は、建築家や画家、音楽家や写真家や絵本作家、人形、彫刻、石、花、野菜・・・大勢の人が参加しての企画展です。
農家の母屋、離れ、倉庫、通路などの建物を一部を除いて、ほぼそのまま展示会場として使っています。
狭い所は狭いまま、暗い所は暗いまま、
巨大な作品、普通に大きな作品、そしてとても小さな作品もあって、
さらに作品の背景は
農具や、土壁もそのままで、訪れた人は、各自思い思いに行ったり来たりしながら、
目に留まったものをじっと見つめるという感じです。
「頭上注意」の張り紙があちこちにある屋根裏には船がありました。
中は暗く外はまぶしい!
サツマイモやニンニクの神棚?
刺激的で面白い展覧会でした。
12月はさらに、12回のイベント(茶話会、トーク、スライド、音楽、ナイト・ウオークなど)の企画があります。
ギャラリーの代表は写真家の中里和人で、ギャラリーはご本人の自宅です。
中里さんは谷川俊太郎との共作「小屋たちのひとりごと」他
たくさんの写真集を出版されています。
↑ 母屋の2階は広い空間、ここで中里氏の写真集などもゆっくり見ることが出来ます。
現在は東京と行ったり来たり、次第にこちらに重心を移すつもり、と言っておられました。
『風景ノ地層ヲ巡ル』sana village企画展vol.3 (14日まで、金・土・日開催)
ギャラリー sana village (三重県多気郡多気町五佐奈922)
中里和人さんのホームページ