マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

『風景ノ地層ヲ巡ル』sana village企画展vol.3

2024-12-10 | Weblog

隣町にこんなギャラリーがあるなんて全く知りませんでした。

この建物がある通りを通ったこともありませんでしたが、

仮に、前を通っても全く気が付かなかったでしょう。どう見ても普通の農家!

(実は招き猫の家のお隣りでした・・・)

今回は、建築家や画家、音楽家や写真家や絵本作家、人形、彫刻、石、花、野菜・・・大勢の人が参加しての企画展です。

農家の母屋、離れ、倉庫、通路などの建物を一部を除いて、ほぼそのまま展示会場として使っています。

狭い所は狭いまま、暗い所は暗いまま、

巨大な作品、普通に大きな作品、そしてとても小さな作品もあって、

さらに作品の背景は

農具や、土壁もそのままで、訪れた人は、各自思い思いに行ったり来たりしながら、

目に留まったものをじっと見つめるという感じです。

「頭上注意」の張り紙があちこちにある屋根裏には船がありました。

中は暗く外はまぶしい!

サツマイモやニンニクの神棚?

 

刺激的で面白い展覧会でした。

12月はさらに、12回のイベント(茶話会、トーク、スライド、音楽、ナイト・ウオークなど)の企画があります。

ギャラリーの代表は写真家の中里和人で、ギャラリーはご本人の自宅です。

中里さんは谷川俊太郎との共作「小屋たちのひとりごと」他

たくさんの写真集を出版されています。

↑ 母屋の2階は広い空間、ここで中里氏の写真集などもゆっくり見ることが出来ます。

現在は東京と行ったり来たり、次第にこちらに重心を移すつもり、と言っておられました。

『風景ノ地層ヲ巡ル』sana village企画展vol.3    (14日まで、金・土・日開催)

ギャラリー sana village (三重県多気郡多気町五佐奈922)

中里和人さんのホームページ

 

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カラスの足跡

2024-12-09 | Weblog

マルチの上に、これはカラスの足跡

トコトコ朝の散歩をしたのでしょう。

たぶんハシボソカラス、段差の所で足を揃えてピョン。

そしてまたトコトコ・・・

カラスはかなりの距離を歩いているようです。

 

笑うと目じりに出来る皺、カラスの足跡とは誰が名付けたのか、愉快です。

子どもはよく笑います。

中学生くらいまでは本当によく笑います。

大人になって、笑いにもいろいろあることを知り、なんとなく遠慮がちに笑うようになりましたが、

笑顔を見るのはいいものです。

笑い皺のカラスの足跡も好きです。

ところで、英語でも目元の笑い皺をカラスの足跡と言うそうですが、

フランスではガチョウの脚らしいです。

中国語では、ニワトリの足跡とか、魚の尻尾と言うそうですが、

ネット情報なので本当のことは分かりません・・・

今朝、東の空は白く光っているのに、

西の山の竹や木々が赤く染まり、不思議な色合いに輝いていました。

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旧道にて

2024-12-07 | Weblog

いつもサーッと通り過ぎる場所に、旧道との合流点がありました。

村の何でも屋さんだったのかな。

看板に「・ラモデル」の文字が残っています。

かつて、店頭のガラス戸には汽車や船や飛行機や車のプラモデルが飾られていて、

子どもたちが熱い視線を注いでいたことでしょう。

 

そこからほんの数メートル先の道ばたに

陶器の招き猫が見えたので近付いてみると、

あそこにもここにも、

そして整えられた生垣の奥の、きれい手入れされた家の前には招き猫と、

フクロウと、クリスマスツリー、

夜になればライトがともってきらきら光るのでしょう。

どんな人が住んでいるのだろう、なんて思いながら見ていたら、

1匹の黒猫が現れて!

招き猫の傍で毛づくろいを始めました。

私たちはびっくりしましたが、

ネコはこちらを気にも留めないふりで、

しばらくしたらまたどこかへ消えていきました。

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12月

2024-12-04 | 自然

気持のいい晴天が続いています。

裏の栗の木や竹の細かい枝葉もクッキリ

誰もいない蜘蛛の巣が露に濡れて光っていました

里芋の葉が枯れ始めました。

お芋は大きくなっているかな?

葉の上の朝露は七色の宝石です。

 

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山の中の植物園「波瀬植物園」

2024-12-01 | 

櫛田川の源流、奈良との県境に近い高見山の山麓、波瀬に私設の植物園があります。

代々林業を続けてきた田中家が地域の木や山野草や石などを集めて作ったのが波瀬植物園です。

植物園の入り口にある「おふく茶屋」、残念ながらお休みでした。

「おふくそば」と「でんがら・棒葉(ほうば)の葉に包んだお餅」を食べたかった・・・

この日の午後3時ごろ、訪問者は私たち二人だけのようでした。

左のポストに入園料300円を自分で入れて門をくぐって入ります。

入り口付近には苔むした大岩がたくさん配してありました。

春先の、水芭蕉とミツマタの頃には訪れる人も多いそうです。

 

モミジの葉が散り敷いた赤い道、イチョウの葉の黄色い道を辿り、

苔に滑りそうになりながら、ゆっくり散策しました。

園内は山の斜面を利用し、

小川や池や大きな石や切り株などを配し、あずまやがあり、

植物園というより庭園のような感じがしましたが、

おもな木々や草花には名札がついています。

↓ こんな看板が何本も立っていました。心無い人が居るようです。

大きな切り株

国道沿いには小さな道の駅もありますが、

午後4時をわずかに過ぎていて、閉店していました。

 

奈良県境に近い波瀬(はぜ)は、大和(奈良)を通って伊勢へと向かう和歌山街道の宿場町として栄えたそうです。

櫛田川沿いに高い石垣を築いて造られた本陣、脇本陣が今も残っています。

↓ 一部資料館として公開されています。

 

↑ 国道側(植物園側)から、櫛田川を挟んで和歌山街道側を見る

 

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