9月6日(日)
Gemmi登山
インターラーケンとツェルマットの中間にある
ローマ時代からの温泉地Leukerbad (リュッケルバッド)
(英語読みではロイカーバード)の
高台にある高級ホテルは部屋はもちろん、施設もすばらしく、
窓からはヴァレーアルプスの山々を一望出来、大感激。
Rさんが「今日はジェミに登る。」と言われた。
私は山登りが苦手・・・
でも、たった2時間ぐらいだから、という言葉に
それなら・・・と気楽に考えていた。
RさんとMさんは高い所がお好きらしく、
断崖絶壁の危ない所に立って記念撮影。
もっとも、下から見ないとその高さは感じない。
途中から空気は薄くなるし、下を見ると倒れそうになるし、
どんどん辛くなってきた。
手すり付近に寄ると、めまいで下に落ちそうになる。
ようやく、Nさんと二人で、先に歩いている彼等に追いつくと、
Rさんが「後10分。」と言う。
それを何度も何度も繰り返し、結局3時間45分で頂上に到着。
寒さと疲れで、しばらく頭を押さえて椅子に座ったまま動けなかった。
山頂のレストランは3:30に飲み物以外の注文は出来なくなるらしく、
15分前に着いたことにホッとした。
恐れを知らないRさんとMさんは、
レストランのベランダで楽しそうにしていたが、
このベランダは空中に張り出していた。
帰りはケーブルカーに乗って、たった5分。
下を見ていると、我々の登って来た道が、
くっきりとジグザグに見える。
、
4時間の苦しみがあっという間に終わってしまった。
ホテルに戻ると、Rさん親子はサウナと温泉に出かけて行ったが、
風邪気味の夫と私は部屋でのんびり、お風呂に入ってしばらくお昼寝、
と思っていたら、テレビでUSオープンが始まり、
お昼寝どころではなくなった。
夜8時、Oさんが夕食の為、声をかけて下さったが、
御両親は疲れて寝てしまい、声をかけても起きないと言うので、
4人で近くのイタリアンレストランに出かけた。
これだけの量のお料理、とってもおいしかったが、
私は疲れからか あまり食べることが出来なかった。
それにしても、若者二人の食欲は羨ましいほどだった。