9月7日(月)
Gstaad→Gruyère
グシュタード→グリュイエール
スキーやテニスの高級リゾート地グシュタードを後にして、
次にチーズで有名なグリュイエールに向かった。
途中立ち寄ったチーズ工場で、
彼等はたくさんのチーズを買っていたが、
私達は見るだけ・・・
夫がいつか行きたいと言いながら、交通が不便で
一度も訪れたことがなかった グリュイエール。
すばらしい眺めと美しい街並み、
まるで「おとぎの国」のようだった。
今夜はこの地で一番有名な、
古くからあるチーズフォンデュの店「ル・シャレ」で。
2種類のチーズと白ワインで作られたフォンデュの中に
パン、牛のハム、ミニ玉ねぎ、ピクルス等をからめながらいただく。
そして、初めての経験だったが、
大きな長方形のグリュイエールチーズを、
電気で上から溶かしながらいただく「ラクレット」。
これも先ほどの食材に絡めながらいただくのだが、
すごく贅沢でおいしかった。
デザートもとってもおしゃれ、やはりクリームが添えてある。
Rさんはほとんど何も召し上がらず、私達にどんどん配って下さるだけ。
私がなぜかと問うと、ミルクやチーズに含まれたラクトースを
分解する酵素が少ないのでお腹を壊してしまう、とおっしゃった。
最近になってからのことらしい・・・
そう言えば、昨夜もエビ料理に入っていたミルクのせいで、
ダウンされていたのかもしれない。
すばらしいフォンデュを堪能した後、Rさんの運転で
今夜の宿 「オテル ドゥ グランド ラック エクセルシオール」に向かった。
ここもレマン湖の畔、4つ星ホテル。
今夜はたった1室しか空いておらず、
何とか抑えることが出来たとフロントで話していた。
今、モントルーはとても混んでおり、初日に泊めてもらった
ホテル・マジェステイックは何かの会議が開かれているため、
もう満室で、予約が取れなかったとのこと。
我々の予定も二転三転、直前に決定したわけだから、
無理もないことだった。
このホテルに着いた時、Rさんが車の中から外に向かって
大声で何かを言っているので、その先を見て驚いた。
先ほどのカタールの方達だった。
Oさんが「世の中、狭いですね・・・。」と目を大きく見開いた。