(2月26日)
毎年、今頃になるとテニスコートの横にある梅の木に
たくさんの花が咲き、すばらしい香りの中でテニスが楽しめる。
ただ、手入れが行き届いていないのか、
梅の実のなったところは見たことがない。
「こんなにすばらしい梅林なのだから、
何とか梅の実が出来るようにならないのかしら。」と言ったら、
クラブのオーナーが「うちの土地じゃないから、
勝手に触れないしネ・・・。」と言われた。
最近は高齢化、後継者不足の為、
大切な宝が捨て去られているようで、本当に勿体ない。
(2月26日)
毎年、今頃になるとテニスコートの横にある梅の木に
たくさんの花が咲き、すばらしい香りの中でテニスが楽しめる。
ただ、手入れが行き届いていないのか、
梅の実のなったところは見たことがない。
「こんなにすばらしい梅林なのだから、
何とか梅の実が出来るようにならないのかしら。」と言ったら、
クラブのオーナーが「うちの土地じゃないから、
勝手に触れないしネ・・・。」と言われた。
最近は高齢化、後継者不足の為、
大切な宝が捨て去られているようで、本当に勿体ない。
2月20日(土)
小雨の中、神楽坂にある矢来能楽堂で行われる
法政大学能楽研究会の70周年記念能を拝見に出かけた。
夫の教え子の一人がOBとしてお仕舞を舞われるとのこと。
仕舞というのは能面や装束を付けずに
紋付きはかま姿で能の一部分を舞うことで、
謡というのは能の声楽の部分をいう。
数年前にも一度伺ったことがあるが、
この研究会は昭和22年の1月に発足し、
以来70年に渡り、多くの学生達に引き継がれ、
さらにはプロの能楽師も輩出しているという。
私の姑は喜多流の謡や仕舞を教えていて、
結婚前から喜多能楽堂にも度々訪れ、
何となく慣れ親しんでいたので、
詳しくは分からないが、雰囲気は好きだ。
結婚後、姑から手ほどきを受け、
なかなか筋がいいと褒められたりしたが、
しばらくして身ごもり、結局、そのままになってしまった。
舞台の上にある美しい屋根
「邯鄲」を舞う上さん
この方もOBの方かと思って拝見していたが、
あまりにも美しい身のこなし、足の運び、謡のすばらしさに感激し
ついつい撮らせていただいた。
後で知ったことだが、この研究会の卒業生で、
後に能楽師になられた方だった。
久しぶりに姑を、そして彼女の声もはっきり思い出し、
夫も教え子の出来に満足げで、とっても楽しい一日だった。