(3月13日)(日)
「ねぇ、お野菜いる?」
突然のお電話だった。
今まで週に1~2回届けて下さっていたきのぴさんのお野菜が
冬のせいか届かなくなっていた。
寂しいなと思っていたら、
御自身の工房のお引っ越しでお忙しく、
中山のテニスクラブにも通えなくなった、とのこと。
ホンの少しだけど、と置いて行って下さった野菜たち。
右上に見えるノラボウ、彼女が大きな株から右手で引きちぎりながら
「こういうふうに欠きながら揃えるので、『カキナ』って言う人もいるのよ。」
実はずっと ノラボウもカキナも同じような形だけれど、
どう違うのかな、と思っていた。
「白菜の芽食べる?」
「えっ、白菜に芽があるの?これ花が咲くの?」
「うん、このままほって置いたらね。
これを茹でて食べるとすごくおいしいよ。」
スーパーマーケットや八百屋で見る物、
見える形だけしか知らない私、彼女のお陰で少し賢くなった。
もちろん、新鮮で、柔らかく、全てとってもおいしくいただいた。