5月19日(土)その2
日光山輪王寺に向かう前に
長岡さんお薦めの蕎麦屋「深山茶屋」で昼食。
店内は古民家風の 雰囲気の良い広い店で、
御挨拶に出ていらっしゃった御店主によると、
蕎麦粉100%で、繋ぎは全く使っていないとのこと。
母と半分ずつ、とってもおいしくいただいた。
さて、世界遺産の中核の1つがこの日光山輪王寺。
輪王寺は この後に行く日光二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)と共に、
奈良時代に山岳信仰の社寺として創建され、
東照宮より歴史は古く、近世には徳川家の庇護を受けて繁栄を極めたそうだ。
そして、この頃は山内の仏堂、神社、霊廟等を全て含めて
「日光山」と称し神仏習合の信仰が行われていたが、
明治初年の神仏分離令以降「二社一寺」が明確に分離され、
その為に、現在も一部の建物が東照宮、
輪王寺のどちらに属しているか決着していないそうだ。
例えば、先程行った鳴き竜の「薬師堂」(本地堂)も
未だに所属不確定とのこと。
焼失した後の再建の費用は、折半・・・?
次に向かったのは日光二荒山神社
1200年以上前、勝道上人が開いた日光山。
この二荒山神社は男体山(二荒山)を御神体として祀った古社で、
招福や縁結びの神、大己貴命(おおなむちのみこと)を祀っており、
現在は縁結びの御利益があるという評判らしく、
たくさんの二人連れや、中には着物を着たカップルも見かけた。
今更良い縁を願ってどうするのか・・・
ああ、なるほど、罪穢れを祓っているのね。
あの世に行くまでに、
つみやけがれをはらって極楽を目指す・・・?
ここで二社一寺の参拝を終え、華厳の滝へ!
う~~~ん、私はどうも信心不足のせいか、
いろいろ説明していただくのは嬉しいが、
最後に、必ず何かを買わせようとする仕掛けに
ガッカリ、ウンザリしたのは私だけだろうか。