数日前、雨の中、2階で、ガラス越しに
ふっとベランダを見たら、小さな鳥と目が合った。
ずぶ濡れで、尾羽打ち枯らした哀れな姿、
「かわいそうに、あなたはだぁれ?」
小首をかしげ、じっと私を見ている。
動けないのかと、ガラス戸を開けたら、低く飛んで行った。
しばらくして、気付くと、また先程の場所で
こちらをじっと見ている。
今度はすぐに開けず、そのままにしていたら、
チョコチョコと歩いて行ったので、
そっとガラス戸を開けて出て行くと、小さな物置の陰にいた。
飛ぶ元気もないのか、じっとしているので、
階下に降りて、カメラを持ち、器に少しお米を入れて
目の前に置いて、写真をパチリ。
1時間ほど後で、そっと見たら、もういなかったが、
お米は散らばっていた。
少しは食べたのだろうか・・・
あれからもう一度も来ない。
ガビチョウの子供?
何となく気になっている。