日々発見

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エール・ロス

2020-12-08 23:35:16 | おもしろい事


NHK朝の連続ドラマ「エール」が11月いっぱいで終わった。
私の母は最近耳が遠くなってきたせいか、
テレビにあまり興味がなくなっている。
字幕を出していても、報道番組などは音声と字幕のずれがあり
かえって、見にくいらしい。

そんな母が毎日楽しみに見ていた「エール」は
作曲家の故古関裕而さんの一生の物語、
母が若かった頃に耳にしていた曲ばかり、
きっと自分自身の思い出と重なるのだろう。

私の強烈な思い出はラジオから流れてきた「イヨマンテの夜」。
凄い声量で朗々と歌う伊藤久男さんの歌が、
幼心に強く残った。
もちろん、歌だけで、彼の顔を確認した時はもう
彼が50代ぐらいではなかったろうか。

4~5年前「あなたの大好きな歌手は誰ですか。」と
お内緒クラブで聞かれた時、「伊藤久男さん」と答えたら
半数の方が「知らない・・・」と言われた。

私自身古関さんの作曲だということも
「君の名は」の挿入歌ということも知らなかった。

これからが楽しみ、と言っていた母の予想を裏切って、
あっという間に、駆け足で終わってしまった「エール」

最終回、出演者達の古関祐而メドレーを
いつものようにテレビの前でじっと見ていた母は寂しそうだった。






コロナ渦で出演者はじめ制作に関わった大勢の関係者の方々は
五里霧中で大変な思いをされていたに違いない。

また、いつか母達の世代の人達が夢中になって見られる番組を
作っていただきたいと心から願っている。

ありがとうございました。

コメント (6)
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