あちこち見て回ったが、どうしても行きたいという所もなく、
また、今日もハウプト広場のカフェでのんびり休むことにした。
夫はカンパリソーダ、私はオレンジジュース。
周りの人達は、ほとんど日本のサイズの倍以上はあろうかという
各種のパフェを頼んでいたが、その中でも圧巻は、
直径25~6センチの深めのカップに入ったスペシャルパフェ。
(日本円で1,500円ぐらい)
失礼は承知で写真を撮らせていただいたが、
その後、御夫婦で黙々とほとんど食べ尽くしていた。
25年程前には今ほど肥満体の人はいなかったように記憶しているが、
今日のヨーロッパ人の中には、ユッサユッサと歩いている人が多い。
さもありなんと納得した。
しばらくして、せっかくの機会なので、
それまで、夕食を取りながら時間を潰すことにしたが、
「今日は何とかイタリアンを」と、一人で探しに行った夫が、
20分ほどして、ニコニコ笑顔で帰ってきた。
ようやく見つけたイタリアンレストランへ。
うれしくて、他の料理の撮影をすっかり忘れてしまったが、
やはり、イタリアンが世界中に進出している理由が分る。
おいしくて安い!
夕食に2時間半を費やし、ドナウ川に向かって歩き始めた頃には、
同じように花火を目指す人達がネズミの行進のように、川に向かっていた。
思いがけなく、リンツの夏祭りを楽しめたが、
花火はやはり日本の方が何倍も何倍もすばらしいと思った。
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