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2011年 ヨーロッパへの旅 26 ベルン3

2012-01-16 23:23:09 | 2011年 ヨーロッパへの旅 ウィーン~ザルツブルグ~リンツ~AMS~スイス

9月15日

今日は2ヶ所の企業訪問を控え、
学生達もスーツに身を固め、緊張の面持ち。
昨年スイスの製薬会社ロッシュを訪問した時にもお世話になった
通訳の松井さんと合流。

※「2010年 ヨーロッパへの旅 スイス・バーゼル 2」に
松井さんの記事を載せてあるので、
これも合わせて見ていただきたい。

徒歩でFenacoに向かった。
100年以上前に農業従事者が集まり、株主となって、
各地域ごとに「ランディ」という支部を作り、
その頂点で統括をしているのがFenacoである。

ここでは種子、肥料、燃料、機械などの斡旋や、
小売業者への販売をしている。
組織や運営、目的、環境経営、その他について話を伺った。


こちらからは、日本に於ける農業の現状、問題点、
今後の目標などの研究発表を行い、さらに学生達の熱心な質問に、
理事のマーティン・ケラー博士、ヘルマン・シュミット博士も
真剣に答えて下さり、3時間に及ぶ会議が終った。



そして、マーティン・ケラー博士は英語、
ヘルマン・シュミット博士はドイツ語、
その両方を巧みに通訳して下さった松井さんは、
大変な御苦労だったと思うが、
お二人がとてもすばらしい話し合いだったと
褒めて下さったとのことで、
きっと御自身も満足されたことだろう。




午後はFOAGスイス経済省農業局局長のトーマス・マイヤー博士に面会。
そして、スイスの農業政策について、多方面からお話を伺い、
また、研究会で調べた日本に於ける農業の現状をお話し、
質疑応答を重ねた。



こちらも時間を超過してしまったが、トーマス・マイヤー博士は終了後、
わざわざ明日の訪問先まで、迷わないようにと、我々を送って下さった。




どちらも、スイス農業の民間、政府のトップの方達でありながら、
お忙しい時間を割いて、快く遠来の若者達の話に
耳を傾けていただいたことに、心から感謝したい。

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