2月27日(水)
今年も源原先生から
写真展へのお誘いをいただいた。
18名の男女約半数ずつのグループの団長さんとして
カムチャッカ半島の自然の中で8日間過ごしてこられたそうだ。
夏の間だけ不定期に直行便が飛び、観光化が進んでいるようだ。
1億2千万人の人口を持つ日本列島と、
35万人の住むカムチャッカ半島の大きさはほぼ同じで、
しかも、その中の約20万人がペトロパブロフスクカムチャッキーに
集中して住んでいるので、どこへ行っても自然が豊かで、
珍しい花々が乱れ咲いていると伺った。
それだけ人が住むには厳しい環境の地なのだろう。
カムチャッカは火山の連なる半島で、火山が300もあるらしい。
コリャーク山は、美しい形をした見事な成層火山である。
海抜は3456mと覚えやすい 。
富士山に似た形だが、雪が裾野まで広がっている。
★下線部は全て先生の説明文を引用させていただいた。
アバチャ山は2741mで、
山頂は活火山の様子が分かり、
外輪山もはっきり見える。
登山道は砂礫がごつごつした道であり、土がない。
植物にとっては住みにくい所であろう。
そのような関係で一面の草原にはならず、露出した地面が目立つ。
先生は何百枚という写真の中から選りすぐりの
数十枚を展示なさり、説明を加えていらっしゃるのだが、
ここにはさらにホンの一部だけ上げさせていただいた。
シラタマソウ(Silene vulgaris) ナデシコ科
ガクが膨らんで、可愛らしい形をしている。
ヨーロッパ原産で、今では世界に広く広がっていて、
日本でもあちこちに点在している。
キバナノアツモリソウ (Cypripedium yatabeanum) ラン科
下側の花弁が袋状になっていて可愛らしい。
学名のCypripediumは、
ビーナスのスリッパという意味だそうだ。
日本では本州中部と北海道に見られる。
私はここで「すご~~~い、我が家にもこのお花があるんですよ。
ちょっと色や形が違うし、名前も少し違うようですが。」と言って、
帰宅後、この花のブログをお送りしたところ、 調べて下さり
キプリベディウム と パフィオペディルム の似た属があり、
どちらもスリッパのイメージで捉え、
貴婦人やビーナスの名前を付けていて大変興味深く思いました、
と お返事をいただいた。
今日はすばらしい日だった。
私が会場に伺った時、丁度、人の波が引いたのか
先生がお一人で立っていらした。
長い会期中、ずっとたくさんのお客様に旅行や写真の説明を
されていたので、少しお疲れになっていたかもしれない。
二人で椅子に腰かけて、写真を拝見しながら、
植物の事、遠い昔の事、子供達の事など、
懐かしい思い出話をしばらく楽しむ内、
今、娘達があの頃の私と丁度同じ位の
歳頃になっていることに気付いた。
やがて、お客様が増え、大学時代の同級生がお見えになり、
お別れを告げたが、また、来年はどちらにお出掛けなのか、
お元気なお姿にお会い出来る日を楽しみにしている。
素晴らしいですね。
お嬢さんの中学の時に教頭先生とは
ながくお付き合いが続いていて
それもステキですね。
いくつになっても前向きでアクティブで
過ごしている方っていらっしゃるんですね。
私も今回の旅行でとてもステキな方と
出会いました。
人とのご縁大切にしていきたいなぁ~っと
思っています。
お帰り早々、ありがとうございました。
源原先生、昔からとってもステキな方で、凛としていらっしゃいましたが、今も全くお変わりありませんでした。
きなこ姫さま、恋煩いの気分だったのかもしれませんね。
会いたい…会いたい…物も食べられないほど、苦しかったのでしょう、かわいそうに・・・。
なかなかコメントが入れられませんでしたが、また、ゆっくりお邪魔します。
カムチャッカへ連れて行っていただけたようです。
ありがとうございます。
いつもお客様がたくさんいらっしゃるので、ほとんどお話をする時間がありませんでしたが、今回は昔話が楽しくて、ついつい写真の撮影がおざなりになってしまいました。
カムチャッカ半島の自然・・こうやって見せて
いただかないと、私は知る事もない場所です。
可愛い花もまわりの景色も全てが自然、
行ってみたい気持ちになりますね。
パフィオペディルム ・・まあちゃんの家にあるのと
確かに似てますね(´∀`*)ウフフ
これからもお元気で、またこう言う機会があれば
見せていただきたいです。
直接、お話伺えたら本当はもっと良いのに・・残念です!
植物の会は数年後、家庭の事情で続けられなくなりましたが、写真展にはウキウキと出かけています。
かこちゃんがもっとお近くにお住まいならお声をお掛けするのに、残念です。
両方とっても楽しみだったのに、足がないと少し遠過ぎて伺えず、残念でした。
昔は野の花を訪ねて歩いていましたが、しっかり覚える前に、今はもう全て忘れてしまいました。
尾瀬に連れて行っていただいた時、あの頃の事を思い出し、もう少しお勉強をしておけば良かったと思ったんですよ。