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2013年 ヨーロッパへの旅 18

2013-12-07 00:47:01 | 2013年 ヨーロッパへの旅


9月15日(日) (マドリッド5日目) 

昨夜、11時過ぎ卒業生のアジさんが到着。

昨年もヘルシンキ、オスロー、ストックホルム、一緒に旅をした。
今回もとても忙しい中、何が何でも・・・・と飛んでいらした。
彼にとって3回目のEU旅行。

今日はヨーロッパの三大自転車レースの日、
町の中心街は全て通行止めなので、
バスに乗って、セゴビアまで
約1時間の小旅行へ出かけることにした。

セゴビアはマドリッドから北西へ95km、
標高1002mの高地に位置する城塞都市で、
ローマ水道橋と古城「アルカサル」は見逃せない。
 

バスセンターには長蛇の列が出来ていた。

スペインの国土は日本の1,4倍、人口は4500万人と聞いた。
昨日 、今日と、バスに乗ってこのことを実感した。
とにかく、住宅のない、広大な土地が続き、
日本とは全く違う景色だった。

バスを降りてしばらく歩き、
ローマ水道橋が見えた時には感嘆の声が上がった。

 15km以上離れたアセベダ川の水を町まで引くため、
紀元1世紀前後に建造された物で、全長728m、
最も高い所は約29mに達し、
アーチの数は計166個、驚くことに石と石の間には
一切の接着剤を使用していないということだった。

1884年まで、水は上部を通って、供給されていたが、
1928年からは同じ場所に水道管が設置され、
間接的ではあるが、今もその役目を果たしている。

母国イタリアから遠く離れたこの地に、
ローマ人が築いた巨大な水道橋が、
今なお残っていて人々の生活を支えている。
また、ここでも
「全ての道はローマに通ずる」という言葉を実感した。


次に「アルカサル」に向かった。

「アルカサル」とはスペイン語で王宮、王城を意味し、
元は宮殿、城砦(じょうさい)、
要塞を意味するアラビア語からきているという。

ディズニー映画「白雪姫」のモデルになったというエレガントな古城で、
ローマ時代の要塞があった場所に、13世紀初め 城が築かれ、
以降数世紀に渡り、歴代の王たちによって増改築がされたという。

ああ、確かに「白雪姫」で見たお城に似ている・・・

アルカサルの上から見る町は小さく美しく、
まるでこびとたちが住んでいるような・・・ 

1862年の火災で城の大部分が焼け落ちたが、その後再建され、
城内に美しい調度品、武器、絵画などが保存されていた。

 

アルカサルから町に戻ると、おもしろい標識を見つけた。
日本語が書いてある。
それだけ日本人の観光客が多いのだろう。

ヨーロッパに来ていつも思うことだが、
 世界史をもっと勉強していたら、
きっと感激の度合いも、合点の度合いも違っていただろう・・・
とは思うものの、なかなか勉強することは難しい。

そして、いよいよマドリッド最後の夜。

バスの待ち時間に、駅で簡単な食事を取り、
一人、マドリッドの町中に残って観光をしていた洋介さんと
王宮の側で待ち合わせ、全員揃って「フラメンコ」の見物に・・・・。

 

 

 


 

初めて見たフラメンコ、興奮で大喝采!

毎日の訓練がどんなに大変なことか、
彼等の動き、筋肉を見ただけで想像が付く。
どの世界でも一流になるのは至難の業だろう。

独特な節回しの歌、手拍子、ギター、
彫りの深い美しい顔、情熱的な眼差し
笑顔に魅了された75分間であった。
飲物付きで、一人約5000円。

明日はバルセロナに飛ぶ・・・・

 

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1 コメント

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ユーチューブ (パコ丸)
2014-04-19 17:12:12
フラメンコの動画、上手に入りましたね。
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