9月20日(金) (ポルトガルのリスボン)
今日はリスボンから西へ28km、世界遺産にも登録されている
ユーラシア大陸の最西端 ロカ岬(Cabo da Roca)を目指した。
字も読み方もよく分らないので、
地下鉄の乗り換え場所を間違えたり、
チケットの買い方やチャージの仕方に慣れるまでとても難しく、
しかも日本の機械と違って時間がかかるため、
マスターするまでに何度も首をかしげた。
シントラ駅で降り、バスを待つこと1時間。
ここで日本から来たという若い美女に会った。
3連休と土、日、休暇を足して10日間の一人旅とか。
マドリッドでもバルセロナでも、
2ヶ月間の一人旅をしているという日本人女性に会ったが、
本当にすごい!
私には絶対一生出来ない。
日本に住んでいると、海は珍しくはなく、
世界中どこへ行っても、さほど感激はない。
しかし、海の近くに咲いている花々はやはり違う。
名前は分らないが、
岩の間に張り付くように黄色の鮮やかな花が咲いていた。
日本からの美人は残念ながら後姿だけ・・・
この大きな碑は、ポルトガルの詩人ルイス・デ・カモンイスの
叙事詩の一節「ここに地終わり海始まる」と刻んであるらしい。
お土産店を覗いたりしている内に
きれいな事務所を見つけた。
ここでは5ユーロと10ユーロのタイプの
ユーラシア大陸最西端到達証明書を手に入れることが出来、
名前・日付と、裏面には主要国の言葉で書かれた
上記の詩が書かれているそうだ。(もちろん日本語も)
アジさんがうれしそうにこの証明書を買っていた。
また、バスに乗って漁村の面影を残すカスカイスの町に・・・。
カスカイスは19世紀に王族一家の避暑地となってから
急激な変化を遂げ、現在は有名なリゾート地となっているそうだ。
漁船が並ぶ浜の通りで海鮮料理を期待して1軒のレストランに入った。
リスボンの代表的なスープ3種類とスパゲッティ、ピザ、
イワシなど頼んだが、一番おいしかったのはイワシの塩焼きで、
これは日本と同じ位おいしかった。
スパゲッティやピザなどは頼まない方が良い。
何と言っても日本のイタリアン料理の方が
はるかにおいしい・・・・と思う。
食後、洋ちゃんは昨日買った海水パンツに着替え、
大西洋で初泳ぎ。
でも、すぐに冷たいと言って上がってきた。
数日前、諒君とバレンシアに出かけた時も
半ズボンのままで泳いだらしいが、海の温度がかなり違うらしい。
でも、夫に追い返されて、再度船の近くまで泳ぎ、1周して帰ってきた。
思いを遂げて満足そうな様子だった。
彼は明日イギリスのヒースロー空港で乗り換え、帰国するので、
昨日のスーパーで選りすぐりのポルトガルワインを5~6本購入。
それを見ている内に私はくしゃみと鼻が出始め、
何だか怪しい雲行きに・・・・。
夕飯の時、男性三人は近くのレストランに出かけ、
私はブドウを一房買ってきて、
ホテルですぐに寝支度にかかった。
詳しく書くと春までかかりそうで、このお正月中に何とか目途を付けたいとがんばっているのですが・・・
読んでいますよ、といつもお声を掛けて下さるのを励みにパソコンに向かっています。
本当にありがとうございます。