蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

自然に囲まれた暮らしは、ものぐさにはキツイ

2017-06-07 | ブログ
ふと目にとまったブログ。
ブログ村エッセイ小学校の同じ教室で、靴箱が、お隣さん、といった感覚。

軽井沢にお住いの方のブログ。
しっかりわかりやすい文章は、さすが、文章をあやつるプロだと納得。

美しい写真と、しっかりした説明、描写に、引き込まれて全ての記事に目を通させていただいた。
軽井沢事情にも興味がある。


とある親戚も、東京に家があるが、別荘のある軽井沢にも度々通っていたと聞く。
車で、ひとっ飛ばし、精力的に行ったり来たり、みなぎる活気を感じた。
布団を収納している押入れにネズミがいた
とか、わいわい、言っておられた。
ご夫婦で晩年は軽井沢に軸足を移し、絵画を描いたり、のんびり残された人生、充実の時を過ごされていたようだ。
が、ご主人は病気になり、病院通いのために東京に戻られ、今年、90歳(ぐらい)で亡くなった。
奥さんは、すっかり気落ちしておられたが、息子さんたちや、お孫さんたちも近くにおられるので、どうにか支えになってくれるだろう。


還暦を過ぎても元気もりもり、第二の人生を満喫できることは、素晴らしい。
さて、終の住処で病気になると、どうするか。
多分、終の住処の医療機関も充実していると思うが、かかりたい特定の病院があると、病院重視の選択もある。

わたしは、別荘には残念ながら憧れない。
維持が大変だ。
ステイタスは要らない。
ステイタスではなく、庶民派、実質的な田舎暮らしも、わたしにはハード。
田舎にある新興住宅地も、ハード。
田舎そのものへの移住も無理。
わたしは、へなちょこだから。
心身ともに、軟弱であり、頭脳もついでに軟弱。
なので、座ったまま、手を伸ばすと、あれこれ取りたいものが取れる、今の家がいい。
典型的ものぐさ。
以前は、広大なお花畑を造り世話するターシャ・テューダー(Tasha Tudor、1915 年ー2008年)に憧れたりしたこともあった。
去年は、北海道・フラワーロード(お花畑巡り)の旅にも参加した。
が、なまけものを絵に描いたようなわたしは、自然の中にある家や庭、畑を自分では管理できない。
で、旅などに参加して、気分だけを楽しむ。
いいとこどり。

人様のブログで、自然に囲まれた暮らしを垣間見て、自分もそこにいるかのような、素敵な気分になっている。

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