蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

恨まれても罵られても構わない

2017-06-03 | 趣味
踊ると、ただ単に脚が痛いだけではない。
将来が不安なのだ。
無理を重ねると、どんどん悪化していくのではないかと。
今、この瞬間だけを大切にして、健康寿命を自ら縮めている。
しかも、享楽的ならまだしも、脚が痛いのをぐっと我慢している。
苦痛を堪えている。

さらに、今後、この状態は踊ることで継続され、益々激しさを増していく。
1人で踊る種類のダンスなら良いが、2人で踊る。
「急に力が抜けた。トーンが、ゆるゆるで重い」とクレームを言われる。
脚が痛いのだ。
痛みを堪えて踊るが、どうしても、ちゃんと力が出ない。
技術を支える脚がトラブっている。

踊り以外の鍛錬も、脚が痛いなら痛いなりの工夫をせよ、と相手の人は言う。
上半身だけを使ってトレーニングせよ、だとか、体を伏せて脚は床に付いたまま、あれこれ、あーだ、こーだ、色々。

私には今はその気がない。
自分の脚が大事なのだ。
2人で作り上げるダンスよりも、自分の将来が大事。
なので、辞めることばかりを考えている。

我慢して苦労して良いダンスを瞬間的に手に入れても、あるいは継続して手に入れても、今後の健康寿命を減らし、生活の質を落として長らえる余生は、避けたい。

あと半年の辛抱と思っていたが、どんどん辛抱期間が縮まってきている。
相手に罵られようが、落胆、失望されようが、わたしの残り人生の質を犠牲にすることはない。

(そもそも、初めにペアを承諾したものの、脚の不安から、わたしはペアを辞退した。
で、一旦受理され白紙に戻った。
が、後で相手が白紙を撤回、リセットがリセットされ、スタートした。
最初から、ゴタゴタ出帆)


ただ、これで自分のまともなチャレンジダンスが終わりかと思うと、もう少し頑張れるかも?と思ってしまう。
だが、頑張りすぎると手遅れで、取り返しがつかない。
バブル直前の株や不動産みたいなものだ。
あと少し、まだまだ行ける、で、ある日、突然、暴落。
どんどん膨らんでいくものは、はじけないと、前夜には、わからないものである。
リスク回避、危機管理が重要であるが、時期、限界の見極めが難しい。

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