
またまた10年以上、先取りの話。
だが、そう感じているうちは、余裕。
実際は足元まで火は迫っているかも知れない。
と、前置きはさておき。
今日は、お日様ぽかぽか、青空、晴天の日曜日。
何の囚われることもなく、目を覚まして時計を見ると午前9時を過ぎていた。
あらま、けっこう、寝たのね、、、
と、遅めの起床。
階下に降りると、リビングのドアは開け放たれ、明るい日差しが入ると共に、夫の姿がない。
あれ?
居ないなあ、、、
と、まずは居ないことへの認識。確認。
次。
理由を考える。
まだ寝てるのかな?
珍しい、、、9時まで寝ていることなど、今まで一度もない。
ん?
ひょっとして、、、
脳裏をよぎるのは、悪い予感。
まさか、、、
いや、あり得ないことなど、ない。
心配しつつ、そおっと寝室を覗く。
おや?
居ない。
ベッドは、もぬけの空。
なんで?
首を傾げながら、階下に降りる。
外に何か取りに行っているのか?
玄関の靴を仕舞いながら、2秒、考える。
あ、、、
ゴルフか。
そう言えば、ずいぶん前から言っていたなあ、と。
そうだった、そうだった、昨日も言っていた。
オーマイガー。
脳から、するりと抜け落ちているが、まあバタバタ悲惨な展開より、答え合わせも出来て、やれやれ。
と同時に、わあ、やったあ、、、今日は1人でのんびり、まったりできる、と小躍り。
と言っても、いつもと同じだが。
曇り後、快晴のパターン。
で、コーヒーから始まり、いつものコース。
ルーティン。
お昼に、先一昨日、娘一家の夕食に出した親子丼の具に、卵を加えて、再生親子丼を食べた。
他にもたくさん作ったので、その残り、昨日は肉じゃが、一昨日は豚汁を、1人でたっぷり食べた。
先程の親子丼は、とても美味しかった。
こんなに美味しいもの、どこの店に出向けばいいのか、どこに発注すればいいのか、どの人に作ってもらえばいいのか、、、と、次の心配、手配をする必要がない。
自分で作っている。
レシピも適当。自分が好きな味にする。
しかも、材料は、鶏肉と玉ねぎ、卵のみ。
あとは醤油、みりん、砂糖。
コーヒーを入れるぐらいの気楽さで作れる。
ご飯は、多めに炊いて冷凍した白米を解凍。
幸せだなあ、、、、
手軽、便利、省エネ労力、低コスト。
ほんの2分、数十円。
しかも、自分が好きなもの。
身体さえ健康なら、わたしはこの後、身の丈に応じた喜びを満喫できる。
自在のセルフ・クッキングは、じつに身を助ける。
料理をしない(出来ない)人でも、コンビニやスーパーで出来合の惣菜を買ってくればよい。
わたしが、今回、感激したのは、どんな名シェフ、名店、有名メーカーでもない、自分がカンタンに作ったものが、美味しかった、ということ。
(このメニュー、親子丼は半世紀前から作る、自作の中ではお気に入りのもの)
自分を喜ばせるのが、自分だった。
これは、結構、気持ちよく、自信や、未来の明るさに繋がった。