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夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『マリー・アントワネットに別れをつげて』

2013年01月09日 | 映画(ま行)
『マリー・アントワネットに別れをつげて』(原題:Les Adieux à la Reine)
監督:ブノワ・ジャコー
出演:レア・セドゥ,ダイアン・クルーガー,ヴィルジニー・ルドワイヤン,
   グザヴィエ・ボーヴォワ,ノエミ・ルボフスキー他

まだ新年に観た作品には移れず、これも旧年中に観たものです。
大阪ステーションシティシネマにて、現在も上映中のフランス/スペイン作品。

1789年のフランス、パリのベルサイユ宮殿。
王妃マリー・アントワネットに本を読み聞かせる“読書係”を務めるシドニーは、
王妃のためならばどんなことも厭わないほど、王妃に心酔している。

当の王妃は取り巻きのひとりであるポリニャック夫人に首ったけで、
夫人に恋い焦がれる気持ちを隠そうとすらしないが、
それでもシドニーの王妃に対する想いが揺らぐことはない。
シドニーは、さまざまな係を務める女性たちの噂話に耳を傾けつつも、
積極的に自分の話をすることはなく、図書室の老人とたまに言葉を交わす程度。
ひたすら王妃を想い、王妃のために仕事をこなす。

そんな折り、絶対王政に反発する民衆がバスティーユ牢獄を襲撃。
バスティーユは陥落し、ギロチンにかけるべき者として286名のリストが出回る。
そのリストに王妃はもちろんのことポリニャック夫人の名前も。
リストに挙げられた貴族たちは次々と宮廷から逃げ出し、
ポリニャック夫人もさっさと王妃を見捨てて去ろうとする。

にもかかわらず、夫人の身を案じる王妃は、夫人に同行せよとシドニーに命令。
しかも夫人の服を着用するようにと言う。
つまりは誰かに襲撃されたさいには夫人の身代わりになれということ。
瞳に涙をいっぱい溜めたまま、シドニーは夫人の服に着替える。

ありゃ、あらすじってこれで全部ですね。(^^;
特に劇場で観るべき作品でもなかったとは思いますが、
ベルサイユ宮殿の雰囲気や衣装が華々しく、
『ベルサイユのばら』がそのまま思い出されて嬉しくなりました。
ポリニャック夫人、いたいた、プチ・トリアノン宮殿、あったあった、てな感じで。

見どころはなんといってもレア・セドゥのハダカでしょう。(^o^)
『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011)の女殺し屋、
『ミッドナイト・イン・パリ』(2011)の可憐な売り子。
華奢なイメージだったのに脱いだら意外に迫力があってビックリ。
だけど、キャリー・マリガンの垂れ乳のようにガッカリではないと思います。

漫画はほとんど処分してしまいましたが、
手元に残してある『ベルサイユのばら』、もういっぺん読もうっと。

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