『映画 妖怪人間ベム』
監督:狩山俊輔
出演:亀梨和也,杏,鈴木福,柄本明,北村一輝,畠山彩奈,
中村橋之助,あがた森魚,筒井道隆,観月ありさ他
3本目は他の劇場で観るつもりだったのですが、
たまたまTOHOシネマズデーに当たったのですから、
もう1本もTOHOシネマズで観ることに。
TOHOシネマズなんば本館→別館→TOHOシネマズ梅田へ。
当初の予定を変更したため、まずは何を観るのか決めなければなりません。
『レ・ミゼラブル』をもう一度観ることも考えましたが、
ここは一発、まったく頭になかった“妖怪人間”にしちゃおうかと。
2011年に放映されたTVドラマ版は未見。
KAT-TUNのメンバーもわからないし、亀梨くんは野球の話で知る程度。
けれども昔々のオリジナル版はもちろん知っているし、
容貌は怖いけれど怖い話ではなくて、楽しみにしていた記憶が。
テーマ曲を聴けばいまでも心が躍ります。
TVドラマ版で何がどうなっていたのかはわかりませんが、
柄本明演じる赤い顔をした“名前の無い男”と戦ったのち、
数少ない理解者である夏目刑事とその一家の前から、
ベム、ベラ、ベロが姿を消したことは想像に難くありません。
当て所もない旅を続ける3人は、見知った町の近隣で連続怪事件に遭遇。
事件に共通しているのは、犯人が大きな爪のようなもので切りつけていることと、
いずれの被害者も大手製薬会社“MPL製薬”の社員であるということ。
以前に暮らしたことのある町には二度と住まないはずが、
この事件がどうしても気になってしばらく滞在することに。
そんななか、ベロは近所の公園で少女みちると出会う。
みちるは事故で負傷し、後遺症を右足に抱えたまま。
同事故で母親を失い、いまは父親と2人で暮らしているらしい。
そして偶然にもみちるの父親である達彦は、MPL製薬の研究者。
またしても起こった怪事件の現場に駆けつけたベムとベラは、
物陰から立ち去る達彦を発見。後を追ってみたところ、森の中へ。
達彦の姿は見失ったものの、そこには死んだはずのみちるの母親、小百合が。
小百合は事故の直後に達彦から謎の葉っぱを与えられ、
感情がたかぶると右腕が鋭い爪と化す妖怪人間として生まれ変わっていたのだ。
「みちるちゃんのお父さんが悪い人のわけがない」というベロを説き伏せ、
夏目刑事と再会したベムたちはとにかく調べてみることにするのだが……。
新年になってから本作より前に劇場で観た3本ともで泣き、
さすがに“妖怪人間”では泣かんやろと思っていたのに、またしても涙。
んが、その日たくさんいた女子高生客とは泣くところが異なったようで、
私が泣かされたのは福くん演じるベロがみちるに正体を知られてしまうシーン。
また、20年前にはトレンディ俳優としてもてはやされた筒井道隆は、
年を取っても寡黙で誠実な人柄の父親役で、
ベムたちの後ろ姿を見つめる表情がよかったです。
わりと古めかしい妖怪人間メイクには笑いました。
眠る観月ありさは『いばらの王 King of Thorn』(2010)を思い出す気持ち悪さですが、
その母性にはやはり心を揺さぶられます。
筒井道隆同様、こんな母親役をするようになるなんて、こちらも年を取るはずだぁ。
監督:狩山俊輔
出演:亀梨和也,杏,鈴木福,柄本明,北村一輝,畠山彩奈,
中村橋之助,あがた森魚,筒井道隆,観月ありさ他
3本目は他の劇場で観るつもりだったのですが、
たまたまTOHOシネマズデーに当たったのですから、
もう1本もTOHOシネマズで観ることに。
TOHOシネマズなんば本館→別館→TOHOシネマズ梅田へ。
当初の予定を変更したため、まずは何を観るのか決めなければなりません。
『レ・ミゼラブル』をもう一度観ることも考えましたが、
ここは一発、まったく頭になかった“妖怪人間”にしちゃおうかと。
2011年に放映されたTVドラマ版は未見。
KAT-TUNのメンバーもわからないし、亀梨くんは野球の話で知る程度。
けれども昔々のオリジナル版はもちろん知っているし、
容貌は怖いけれど怖い話ではなくて、楽しみにしていた記憶が。
テーマ曲を聴けばいまでも心が躍ります。
TVドラマ版で何がどうなっていたのかはわかりませんが、
柄本明演じる赤い顔をした“名前の無い男”と戦ったのち、
数少ない理解者である夏目刑事とその一家の前から、
ベム、ベラ、ベロが姿を消したことは想像に難くありません。
当て所もない旅を続ける3人は、見知った町の近隣で連続怪事件に遭遇。
事件に共通しているのは、犯人が大きな爪のようなもので切りつけていることと、
いずれの被害者も大手製薬会社“MPL製薬”の社員であるということ。
以前に暮らしたことのある町には二度と住まないはずが、
この事件がどうしても気になってしばらく滞在することに。
そんななか、ベロは近所の公園で少女みちると出会う。
みちるは事故で負傷し、後遺症を右足に抱えたまま。
同事故で母親を失い、いまは父親と2人で暮らしているらしい。
そして偶然にもみちるの父親である達彦は、MPL製薬の研究者。
またしても起こった怪事件の現場に駆けつけたベムとベラは、
物陰から立ち去る達彦を発見。後を追ってみたところ、森の中へ。
達彦の姿は見失ったものの、そこには死んだはずのみちるの母親、小百合が。
小百合は事故の直後に達彦から謎の葉っぱを与えられ、
感情がたかぶると右腕が鋭い爪と化す妖怪人間として生まれ変わっていたのだ。
「みちるちゃんのお父さんが悪い人のわけがない」というベロを説き伏せ、
夏目刑事と再会したベムたちはとにかく調べてみることにするのだが……。
新年になってから本作より前に劇場で観た3本ともで泣き、
さすがに“妖怪人間”では泣かんやろと思っていたのに、またしても涙。
んが、その日たくさんいた女子高生客とは泣くところが異なったようで、
私が泣かされたのは福くん演じるベロがみちるに正体を知られてしまうシーン。
また、20年前にはトレンディ俳優としてもてはやされた筒井道隆は、
年を取っても寡黙で誠実な人柄の父親役で、
ベムたちの後ろ姿を見つめる表情がよかったです。
わりと古めかしい妖怪人間メイクには笑いました。
眠る観月ありさは『いばらの王 King of Thorn』(2010)を思い出す気持ち悪さですが、
その母性にはやはり心を揺さぶられます。
筒井道隆同様、こんな母親役をするようになるなんて、こちらも年を取るはずだぁ。