夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『エイトレンジャー2』

2014年07月29日 | 映画(あ行)
『エイトレンジャー2』
監督:堤幸彦
出演:渋谷すばる,横山裕,村上信五,丸山隆平,安田章大,錦戸亮,大倉忠義,
   前田敦子,ベッキー,赤井英和,甲本雅裕,竹中直人,東山紀之他

わが家のベランダ用のサンダルは、ダンナがタイで買ってきたもの。
ものすごく暑かった日、ダンナが「暑さで反ってしもた」。
タイより暑いってか!?

そんな日だったので、梅田まで映画を観に出かけたものの、スカイビルまで歩く元気なし。
ここは安直な選択ながら、深く考えずに済みそうな本作を。

前作はDVDでしっかり鑑賞したにもかかわらず、
“関ジャニ∞”のメンバーを覚えることがなかなかできず、
鑑賞前にはっきり認識できていたのは村上くんと錦戸くんのみ。
安田くんはわりと最近観た『ばしゃ馬さんとビッグマウス』(2013)で覚えたばかり。
1本観ただけの大倉くんはうっすらぼんやりとしかわからない。
丸山くんにいたっては、鑑賞後にやっと“ジビキ先生”だったと気づきました。
この程度の理解でゴメンナサイ。

近未来都市の八萬市は、かつて、テロ組織“ダーククルセイド”に脅かされた。
その恐怖から街を守ったのが雇われヒーローの“エイトレンジャー”。

あれから5年後の2040年。
八萬市は、大鶴市長(赤井英和)が推進する“ゼロ・プロジェクト”により、犯罪発生率0%。
エイトレンジャーは、市民から街の救世主として崇められているが、
実際には仕事らしい仕事など何もせずに高給をもらっている。

公表では犯罪ゼロなのに、行方不明者が続出していることに気づいた記者の純(前田敦子)は、
エイトレンジャーがそれに関わっているのではないかという疑念を抱き、
産休に入るエイトレンジャーの秘書の代替要員に応募する。

エイトレンジャーたちの日々の行動を追ってみると、
ナス(村上信五)はホステスに入れあげ、
オレンジ(丸山隆平)はTVショッピングに出演するも駄目だしばかり喰らっている。
ブルー(丸山隆平)は元妻似のブス女にハマり、
イエロー(錦戸亮)はロック歌手になるはずがアイドル歌手になってしまう。
常にスルーされるキャラのブラック(横山裕)はスネどおし。
そしてグリーン(大倉忠義)は純に一目惚れしてほとんどストーキング。

そんななか、レッド(渋谷すばる)だけが姿を見せない。
レッドは、現況が総理大臣(竹中直人)と市長の陰謀であると知り、
ダーククルセイド総統(東山紀之)の指示で動きはじめていたのだが……。

村上くんの「キラ~ン」はたいがい鬱陶しいですが(笑)、
二日酔いの頭に睡眠不足でもそれなりに楽しめます。
アラサーだというのに恥ずかしくなるような演技をやりきるメンバー、
凜々しい真顔でそれにつきあっているヒガシにはあっぱれというほかありません。
おちゃらけたところ一切なしの竹中直人は久々に見た気が。

関ジャニ∞のメンバー全員、これでやっと覚えられた気がします。
いくつになってもそのままで頼みます。(^O^)

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