『聖者の午後』(原題:Cores)
監督:フランシスコ・ガルシア
出演:アカウアン・ソウ,ペドロ・ヂ・ピエトロ,シモーネ・イリエシュコ他
先週の土曜日は、旧知のシェフからお誘いを受けて、
シェフのお弟子さんがオーナーシェフを務める芦屋のイタリアンへ。
レストランにバーとドルチェリアが併設された素敵なお店で、
またしても食べすぎ飲みすぎ&寝不足で迎えた日曜日の朝。
ゆっくり寝たいところですが、どっちみちサッカーに行くダンナを起こさにゃならん。
送り出してからもう一度寝ようかと思ったけれど、晩は京都でダンナと落ち合う予定だし、
その前に映画を観られるのに観ないのはもったいないと、第七藝術劇場へ。
ナナゲイに行くのは半年以上ぶり。
会員証は今年初めで切れ、更新に行こうと思っていた矢先に阪急十三駅前で火災発生。
西口が閉鎖されていた間はナナゲイに行かずにごめんなさい。
このたびあらためてサポートクラブに申し込みました。
本作はまったくのノーマーク。
前日に飲みすぎることがわかっていたため、昼から上映の作品を観るつもりでしたが、
その2時間前に上映開始の本作にも間に合い、ついでに観ることに。
全編モノクロで描かれたブラジルの新鋭監督の長編デビュー作品だそうで。
ブラジルの大都市サンパウロ。
ワールドカップやオリンピックの開催を控えて世間は好景気に沸いているのに、
その波に全然乗れないアラサーの男女3人。
祖母と暮らし、その祖母の家の敷地でタトゥーショップを経営する男性ルカ。
しかし客は皆無に等しく、祖母の年金だけが頼り。
ルカの友人男性ルイスは薬局勤め。
薬を横流ししているのがバレてヤバイ状態に陥り、解雇目前。
ルイスの恋人ルアラは熱帯魚店に勤めている。
羽振りの良さそうな男性客がルアラにご執心で、
いっそ乗り換えられればいいのだが、そうもできない。
毎日だらだらと過ぎてゆくだけ。
どこにも行くことができない3人を襲う閉塞感。
モノクロの映像とアングルがオシャレだとは思いましたが、
なにしろ寝不足の頭には退屈すぎます。
レッドブルを飲んでの鑑賞も実らず、ところどころ寝ました。(^^;
おもしろいと思ったのは、原題の“Cores”。
これはポルトガル語で「色」の意味で、
そんなタイトルの映画をわざわざモノクロにしたところは技あり。
低所得層の実態を覆う諦観が全編にゆらゆらと。
監督:フランシスコ・ガルシア
出演:アカウアン・ソウ,ペドロ・ヂ・ピエトロ,シモーネ・イリエシュコ他
先週の土曜日は、旧知のシェフからお誘いを受けて、
シェフのお弟子さんがオーナーシェフを務める芦屋のイタリアンへ。
レストランにバーとドルチェリアが併設された素敵なお店で、
またしても食べすぎ飲みすぎ&寝不足で迎えた日曜日の朝。
ゆっくり寝たいところですが、どっちみちサッカーに行くダンナを起こさにゃならん。
送り出してからもう一度寝ようかと思ったけれど、晩は京都でダンナと落ち合う予定だし、
その前に映画を観られるのに観ないのはもったいないと、第七藝術劇場へ。
ナナゲイに行くのは半年以上ぶり。
会員証は今年初めで切れ、更新に行こうと思っていた矢先に阪急十三駅前で火災発生。
西口が閉鎖されていた間はナナゲイに行かずにごめんなさい。
このたびあらためてサポートクラブに申し込みました。
本作はまったくのノーマーク。
前日に飲みすぎることがわかっていたため、昼から上映の作品を観るつもりでしたが、
その2時間前に上映開始の本作にも間に合い、ついでに観ることに。
全編モノクロで描かれたブラジルの新鋭監督の長編デビュー作品だそうで。
ブラジルの大都市サンパウロ。
ワールドカップやオリンピックの開催を控えて世間は好景気に沸いているのに、
その波に全然乗れないアラサーの男女3人。
祖母と暮らし、その祖母の家の敷地でタトゥーショップを経営する男性ルカ。
しかし客は皆無に等しく、祖母の年金だけが頼り。
ルカの友人男性ルイスは薬局勤め。
薬を横流ししているのがバレてヤバイ状態に陥り、解雇目前。
ルイスの恋人ルアラは熱帯魚店に勤めている。
羽振りの良さそうな男性客がルアラにご執心で、
いっそ乗り換えられればいいのだが、そうもできない。
毎日だらだらと過ぎてゆくだけ。
どこにも行くことができない3人を襲う閉塞感。
モノクロの映像とアングルがオシャレだとは思いましたが、
なにしろ寝不足の頭には退屈すぎます。
レッドブルを飲んでの鑑賞も実らず、ところどころ寝ました。(^^;
おもしろいと思ったのは、原題の“Cores”。
これはポルトガル語で「色」の意味で、
そんなタイトルの映画をわざわざモノクロにしたところは技あり。
低所得層の実態を覆う諦観が全編にゆらゆらと。