一旦観はじめた映画はどんな映画であろうと最後まで観ます。
劇場で途中退出することなんてあり得ないし、
かつてはビデオ、いまならDVDで観るときに、
早送りしたり途中で観るのをやめたりなんてこともまずしません。
が、2013年、わずか1カ月半の間に2度もそんなことをしかけました。
1本は完全に挫折、そのときに書いたのが「途中で挫折した映画」。
もう1本は挫折しかけたけど涙目になりながらなんとか最後まで。
そのときに書いたのは「途中で挫折しかけた映画」。
今回は一旦完全に挫折。
TSUTAYA DISCASでレンタル開始日を待って借りたものの、最初の15分で断念。
とっとと返却すべく封入しましたが、いざ投函する段になって、
「ホントにいいの、返しちゃって」と自分に問いかける心の声。
3日間悩んだ挙げ句、糊付けをぺりぺりと剥がしてDVDを取り出し、
気合いを入れてふたたびDVDプレーヤーにセット。
ここまで覚悟して観なあかんか?と自問しましたが、
観終わってみれば、まぁ観てよかったと言えるでしょう。つらかった(泣)。
さて、そこまで覚悟を決めて観たのは『木屋町DARUMA』。
2014年の作品で、監督は榊英雄。
役者としての出演作のほうが多く、顔をご存じの人も多いかも。
十数本の監督作の中に『誘拐ラプソディー』(2009)も含まれていて、
まさかこんなえげつない作品を撮る人だとは思いもよらず。
京都の歓楽街、木屋町を舞台にした作品ということで、
昨年暮れに立誠シネマプロジェクトで上映されていました。
劇場からは逃げられないので、このときに観たほうがこんなにつらくはなかったかも。
子分の裏切りに片を付けるため、自ら四肢を失ったヤクザ・勝浦(遠藤憲一)。
今はその体を活かして借金取りを仕事としている。
組長の古澤(木村祐一)から勝浦の世話係を言いつけられた坂本(三浦誠己)は、
借金を返そうとしない顧客のもとを訪れると、勝浦をその場に放り込む。
勝浦は顧客の部屋の畳の上を這い回り、借金を返すまで面倒をみろと言いつのるのだ。
この作戦は非常に有効で、顧客の誰もが観念する。
その日訪れたのは、これまでいつも開き直ってきた顧客・新井(寺島進)。
目の前で高校生の娘をいたぶられた新井はさすがに降参。
しかし、新井の借金はあまりに大きすぎ、娘が風俗で働かされることに。
勝浦が四肢を切断せざるを得なかった経緯を知った坂本は、
そこに何らかの陰謀があったのではないかと思いはじめる。
当時の勝浦は飛ぶ鳥を落とす勢い。彼を妬む者が何かを仕掛けたのでは。
黒幕はいったい誰なのか。
と、こんな話。
私が一旦挫折したのはたったの最初の15分のところ。
勝浦が新井宅に放り込まれた時点でもうギブアップでした。
かつて私が挫折した、あるいは挫折しかけた作品がそうだったように、
これも耐えられなかったのはう○こネタ。
勝浦が嫌がらせのために糞尿を垂れ流すのです。
そして任務完了後は坂本がそれを洗い流すシーンまで。
見せなくてもええっちゅうの。
なんとか気を取り直してもう一度観はじめたところからは
糞尿垂れ流しのシーンはなかったものの、げろげろバイオレンス。
ゲロまみれ、錐で耳の中を突く、むちゃくちゃ。
一流どころの役者ばかりが出ているのでなんとか最後まで。
悲哀を感じるバッドエンドは悪くはなかったですが、
もう一度観るのは絶対ムリッ!
劇場で途中退出することなんてあり得ないし、
かつてはビデオ、いまならDVDで観るときに、
早送りしたり途中で観るのをやめたりなんてこともまずしません。
が、2013年、わずか1カ月半の間に2度もそんなことをしかけました。
1本は完全に挫折、そのときに書いたのが「途中で挫折した映画」。
もう1本は挫折しかけたけど涙目になりながらなんとか最後まで。
そのときに書いたのは「途中で挫折しかけた映画」。
今回は一旦完全に挫折。
TSUTAYA DISCASでレンタル開始日を待って借りたものの、最初の15分で断念。
とっとと返却すべく封入しましたが、いざ投函する段になって、
「ホントにいいの、返しちゃって」と自分に問いかける心の声。
3日間悩んだ挙げ句、糊付けをぺりぺりと剥がしてDVDを取り出し、
気合いを入れてふたたびDVDプレーヤーにセット。
ここまで覚悟して観なあかんか?と自問しましたが、
観終わってみれば、まぁ観てよかったと言えるでしょう。つらかった(泣)。
さて、そこまで覚悟を決めて観たのは『木屋町DARUMA』。
2014年の作品で、監督は榊英雄。
役者としての出演作のほうが多く、顔をご存じの人も多いかも。
十数本の監督作の中に『誘拐ラプソディー』(2009)も含まれていて、
まさかこんなえげつない作品を撮る人だとは思いもよらず。
京都の歓楽街、木屋町を舞台にした作品ということで、
昨年暮れに立誠シネマプロジェクトで上映されていました。
劇場からは逃げられないので、このときに観たほうがこんなにつらくはなかったかも。
子分の裏切りに片を付けるため、自ら四肢を失ったヤクザ・勝浦(遠藤憲一)。
今はその体を活かして借金取りを仕事としている。
組長の古澤(木村祐一)から勝浦の世話係を言いつけられた坂本(三浦誠己)は、
借金を返そうとしない顧客のもとを訪れると、勝浦をその場に放り込む。
勝浦は顧客の部屋の畳の上を這い回り、借金を返すまで面倒をみろと言いつのるのだ。
この作戦は非常に有効で、顧客の誰もが観念する。
その日訪れたのは、これまでいつも開き直ってきた顧客・新井(寺島進)。
目の前で高校生の娘をいたぶられた新井はさすがに降参。
しかし、新井の借金はあまりに大きすぎ、娘が風俗で働かされることに。
勝浦が四肢を切断せざるを得なかった経緯を知った坂本は、
そこに何らかの陰謀があったのではないかと思いはじめる。
当時の勝浦は飛ぶ鳥を落とす勢い。彼を妬む者が何かを仕掛けたのでは。
黒幕はいったい誰なのか。
と、こんな話。
私が一旦挫折したのはたったの最初の15分のところ。
勝浦が新井宅に放り込まれた時点でもうギブアップでした。
かつて私が挫折した、あるいは挫折しかけた作品がそうだったように、
これも耐えられなかったのはう○こネタ。
勝浦が嫌がらせのために糞尿を垂れ流すのです。
そして任務完了後は坂本がそれを洗い流すシーンまで。
見せなくてもええっちゅうの。
なんとか気を取り直してもう一度観はじめたところからは
糞尿垂れ流しのシーンはなかったものの、げろげろバイオレンス。
ゲロまみれ、錐で耳の中を突く、むちゃくちゃ。
一流どころの役者ばかりが出ているのでなんとか最後まで。
悲哀を感じるバッドエンドは悪くはなかったですが、
もう一度観るのは絶対ムリッ!