『ちはやふる―上の句―』
監督:小泉徳宏
出演:広瀬すず,野村周平,真剣佑,上白石萌音,矢本悠馬,森永悠希,
清水尋也,坂口涼太郎,松岡茉優,松田美由紀,國村隼他
小学校のときに百枚ぜんぶ覚えた百人一首。
学校のかるた大会ではクラスで一番になった思い出が。
今はもう忘れてしまっていますが、
丸一日もらえたらすべて思い出せるような気もしています。
若い頃に覚えたことって、けっこう思い出せるものですよね。
認知症になったら新しいことから忘れていくと聞きますが、
もし私がそうなったら、百人一首はわりと最後のほうまで覚えているものなのか。
競技かるたに情熱をそそぐ高校生たちを描いた本作を
梅田で5本ハシゴの3本目にチョイス。
TOHOシネマズ梅田本館へ戻りました。
原作は末次由紀の漫画。大ヒットコミックらしいですが、未読。
「上の句」と「下の句」の前後編に分けての公開です。
都立瑞沢高校に入学した綾瀬千早(広瀬すず)。
競技かるた命の千早は、高校に競技かるた部を発足させようと奔走。
彼女の容姿に惹かれた男子たちがかるた部の説明会に押し寄せるが、
かるたが始まるやいなや、鬼の形相と化す千早に恐れをなして逃げ出す。
担任の宮内教諭(松田美由紀)からは、部員が最低5人いなくては
クラブの新設は認めないと宣告され、千早は必死。
ちょうどそのとき、千早の幼なじみである真島太一(野村周平)と再会。
太一とは小学校時代に一緒にかるたに燃えた仲だが、
太一は中高一貫の中学校へと進み、離ればなれに。
まさか同じ高校に入学しているとは夢にも思っていなかった。
さっそく太一もかるた部に引き入れられる。
小学生のときに千早たちのライバルだった他校の生徒、西田優征(矢本悠馬)も同校に。
テニス部に一旦入部したものの、千早を見つけてかるた部へ。
かるた部のポスターを凝視していた呉服店の娘、大江奏(上白石萌音)もスカウト。
クラブへの入部が必須とされるこの高校で、
現時点でまだどこにも入部していなかった駒野勉(森永悠希)を強引に誘い、なんとか5人。
クラブの新設が認められる。
千早がかるたを続けているのには理由があった。
太一ともうひとりの幼なじみ、綿谷新(真剣佑)と3人でかつて最高のチームを組んでいた。
新は引っ越してしまったが、かるたを続けていれば3人でまた必ず会えると信じていたのだ。
かるた部を結成したことを新に報告する千早。
その隣で太一は、実は千早に会いたくて瑞沢高校をわざわざ受験したことを隠していたのだが……。
なにしろ原作未読ですから、比べてどうとかはわかりません。
とにかく楽しい。可愛い子は何をやっても可愛い。
髪の毛を振り乱しても白目を向いて寝ても(笑)、広瀬すずは可愛い。
上白石萌音も『舞妓はレディ』(2014)の印象そのままといえばそのままですが、
おっとりした中にも優しさと力強さを感じるとてもいいキャラ。
彼女が百人一首の一句一句について語る部分は聞き入ってしまいます。
小学生のときはただ字面だけ追って暗記したから、
上の句と下の句が今は繋がらずにいるけれど、
彼女の言うように意味を考えて覚えたならば忘れなかったはず。
男の子たちもそれぞれ良い持ち味で、
こんなバラバラな5人が力を合わせて試合に挑んだら、そら私は泣きます。
対戦相手のドS主将を演じる清水尋也も笑わせてくれました。
かるたの先生、國村隼がやっぱり○。
「青春全部賭けてもあいつには勝てない」との太一の言葉に、
「賭けてから言いなさい」。これだけで泣く(笑)。
4月29日公開の「下の句」も楽しみです。
監督:小泉徳宏
出演:広瀬すず,野村周平,真剣佑,上白石萌音,矢本悠馬,森永悠希,
清水尋也,坂口涼太郎,松岡茉優,松田美由紀,國村隼他
小学校のときに百枚ぜんぶ覚えた百人一首。
学校のかるた大会ではクラスで一番になった思い出が。
今はもう忘れてしまっていますが、
丸一日もらえたらすべて思い出せるような気もしています。
若い頃に覚えたことって、けっこう思い出せるものですよね。
認知症になったら新しいことから忘れていくと聞きますが、
もし私がそうなったら、百人一首はわりと最後のほうまで覚えているものなのか。
競技かるたに情熱をそそぐ高校生たちを描いた本作を
梅田で5本ハシゴの3本目にチョイス。
TOHOシネマズ梅田本館へ戻りました。
原作は末次由紀の漫画。大ヒットコミックらしいですが、未読。
「上の句」と「下の句」の前後編に分けての公開です。
都立瑞沢高校に入学した綾瀬千早(広瀬すず)。
競技かるた命の千早は、高校に競技かるた部を発足させようと奔走。
彼女の容姿に惹かれた男子たちがかるた部の説明会に押し寄せるが、
かるたが始まるやいなや、鬼の形相と化す千早に恐れをなして逃げ出す。
担任の宮内教諭(松田美由紀)からは、部員が最低5人いなくては
クラブの新設は認めないと宣告され、千早は必死。
ちょうどそのとき、千早の幼なじみである真島太一(野村周平)と再会。
太一とは小学校時代に一緒にかるたに燃えた仲だが、
太一は中高一貫の中学校へと進み、離ればなれに。
まさか同じ高校に入学しているとは夢にも思っていなかった。
さっそく太一もかるた部に引き入れられる。
小学生のときに千早たちのライバルだった他校の生徒、西田優征(矢本悠馬)も同校に。
テニス部に一旦入部したものの、千早を見つけてかるた部へ。
かるた部のポスターを凝視していた呉服店の娘、大江奏(上白石萌音)もスカウト。
クラブへの入部が必須とされるこの高校で、
現時点でまだどこにも入部していなかった駒野勉(森永悠希)を強引に誘い、なんとか5人。
クラブの新設が認められる。
千早がかるたを続けているのには理由があった。
太一ともうひとりの幼なじみ、綿谷新(真剣佑)と3人でかつて最高のチームを組んでいた。
新は引っ越してしまったが、かるたを続けていれば3人でまた必ず会えると信じていたのだ。
かるた部を結成したことを新に報告する千早。
その隣で太一は、実は千早に会いたくて瑞沢高校をわざわざ受験したことを隠していたのだが……。
なにしろ原作未読ですから、比べてどうとかはわかりません。
とにかく楽しい。可愛い子は何をやっても可愛い。
髪の毛を振り乱しても白目を向いて寝ても(笑)、広瀬すずは可愛い。
上白石萌音も『舞妓はレディ』(2014)の印象そのままといえばそのままですが、
おっとりした中にも優しさと力強さを感じるとてもいいキャラ。
彼女が百人一首の一句一句について語る部分は聞き入ってしまいます。
小学生のときはただ字面だけ追って暗記したから、
上の句と下の句が今は繋がらずにいるけれど、
彼女の言うように意味を考えて覚えたならば忘れなかったはず。
男の子たちもそれぞれ良い持ち味で、
こんなバラバラな5人が力を合わせて試合に挑んだら、そら私は泣きます。
対戦相手のドS主将を演じる清水尋也も笑わせてくれました。
かるたの先生、國村隼がやっぱり○。
「青春全部賭けてもあいつには勝てない」との太一の言葉に、
「賭けてから言いなさい」。これだけで泣く(笑)。
4月29日公開の「下の句」も楽しみです。