『ガール・オン・ザ・トレイン』(原題:The Girl on the Train)
監督:テイト・テイラー
出演:エミリー・ブラント,レベッカ・ファーガソン,ヘイリー・ベネット,
ジャスティン・セロー,ルーク・エヴァンス,アリソン・ジャネイ他
今月3つめの結婚式に出席した土曜日。
近江八幡での披露宴前に“ヒトミワイナリー”で10種類も試飲させていただき、
披露宴ではもちろんしこたま飲んでいるので、
翌日曜日に早起きするのはやっぱりツライ。
イレギュラーな土曜日でもいつもの土曜日と同じやん。(--;
早起きするのはツライはずなのに、ずっと寝ていられないのも年を取った証拠。
6時すぎには目が覚めて、ヒトミワイナリーで購入したパンを食べウダウダ。
8時すぎに家を出て、TOHOシネマズ梅田へ。
エミリー・ブラントのことがわりと好きなんです。
で、彼女が主演だと知り、原作を先に読みました。
そのとき“ブクログ”にUPしたレビューはこちら。
上下巻2冊の原作は、序盤はわりと退屈でした。
これにエミリー・ブラントのイメージを重ねて読んだから耐えられたけど、
もしも映画化されることを知らずに読んだら、読書中に寝たかも。
面白くなるのは上巻も半ば近く、100頁目を過ぎたあたりからでした。
アルコールが手放せないレイチェルは、それが原因で夫トムと離婚。
友人キャシーの家に居候させてもらっている。
離婚後に失業したことまではキャシーに打ち明けられず、
毎日通勤するふりをして同じ時間に家を出て電車に乗る。
車窓から見える景色の中には、かつて自分がトムと暮らした家もある。
トムはレイチェルと別れたのち、アナという女性と結婚。
イーヴィという娘をもうけて、仲睦まじく暮らしている。
私が選んだ家にあの3人が暮らし続けているなんてと、辛くてたまらない。
そのかつての家の数軒先には、理想と思える美男美女の夫婦が住む。
のちにレイチェルが名前を知ることになる夫婦、スコットとメガン。
彼らを見ているときだけは、レイチェルの心が安らぐ。
ところがある日、メガンがベランダで別の男と抱き合っているのを見かける。
居ても立ってもいられず、レイチェルは電車から駆け下りるが、
どこでどれだけ酒を飲んだのか、泥酔してしまって記憶がない。
気づいたときには頭から血を流して自宅に倒れ込んでいた。
数日後、メガンが行方不明になっているとのニュースが流れる。
夫のスコットが疑われているようだ。
別の男の存在を知らせようとレイチェルは警察に走るが、
アル中で問題の多い女の話など、刑事はちゃんと聞こうとしてくれない。
使命感に燃えるレイチェルは、直接スコットを訪ねるのだが……。
原作は面白くも下世話な話だと思わなくもありませんでした。
映画のほうはそれよりもだいぶん品良く感じると思ったら、
監督は『ヘルプ 心がつなぐストーリー』(2011)のテイト・テイラー。道理で。
原作で退屈したのがなぜだったのか、映画を観てわかりました。
要らないことが原作には多すぎる。
この監督は、原作のそうした部分を綺麗に削ぎ落とし、
テンポのよいサスペンスに仕上げています。
一時的なブラックアウト(記憶喪失)を起こすほど飲んだらあかんやろと思いますが、
そうなってしまった経緯については原作よりも映画版のほうが丁寧。
レイチェルに同情の念を禁じ得ません。
何年か前ならレイチェルの友人役だったかなと思えるリサ・クドローが、
本作ではほんの数分の出演で、謎解きのきっかけとなる存在。
スコット役のルーク・エヴァンスは顔も体も超イケてるけど、
この人を見るたびに「でもカミングアウトしてるし」と思ってしまうのでした。(^^;
女は強し。
監督:テイト・テイラー
出演:エミリー・ブラント,レベッカ・ファーガソン,ヘイリー・ベネット,
ジャスティン・セロー,ルーク・エヴァンス,アリソン・ジャネイ他
今月3つめの結婚式に出席した土曜日。
近江八幡での披露宴前に“ヒトミワイナリー”で10種類も試飲させていただき、
披露宴ではもちろんしこたま飲んでいるので、
翌日曜日に早起きするのはやっぱりツライ。
イレギュラーな土曜日でもいつもの土曜日と同じやん。(--;
早起きするのはツライはずなのに、ずっと寝ていられないのも年を取った証拠。
6時すぎには目が覚めて、ヒトミワイナリーで購入したパンを食べウダウダ。
8時すぎに家を出て、TOHOシネマズ梅田へ。
エミリー・ブラントのことがわりと好きなんです。
で、彼女が主演だと知り、原作を先に読みました。
そのとき“ブクログ”にUPしたレビューはこちら。
上下巻2冊の原作は、序盤はわりと退屈でした。
これにエミリー・ブラントのイメージを重ねて読んだから耐えられたけど、
もしも映画化されることを知らずに読んだら、読書中に寝たかも。
面白くなるのは上巻も半ば近く、100頁目を過ぎたあたりからでした。
アルコールが手放せないレイチェルは、それが原因で夫トムと離婚。
友人キャシーの家に居候させてもらっている。
離婚後に失業したことまではキャシーに打ち明けられず、
毎日通勤するふりをして同じ時間に家を出て電車に乗る。
車窓から見える景色の中には、かつて自分がトムと暮らした家もある。
トムはレイチェルと別れたのち、アナという女性と結婚。
イーヴィという娘をもうけて、仲睦まじく暮らしている。
私が選んだ家にあの3人が暮らし続けているなんてと、辛くてたまらない。
そのかつての家の数軒先には、理想と思える美男美女の夫婦が住む。
のちにレイチェルが名前を知ることになる夫婦、スコットとメガン。
彼らを見ているときだけは、レイチェルの心が安らぐ。
ところがある日、メガンがベランダで別の男と抱き合っているのを見かける。
居ても立ってもいられず、レイチェルは電車から駆け下りるが、
どこでどれだけ酒を飲んだのか、泥酔してしまって記憶がない。
気づいたときには頭から血を流して自宅に倒れ込んでいた。
数日後、メガンが行方不明になっているとのニュースが流れる。
夫のスコットが疑われているようだ。
別の男の存在を知らせようとレイチェルは警察に走るが、
アル中で問題の多い女の話など、刑事はちゃんと聞こうとしてくれない。
使命感に燃えるレイチェルは、直接スコットを訪ねるのだが……。
原作は面白くも下世話な話だと思わなくもありませんでした。
映画のほうはそれよりもだいぶん品良く感じると思ったら、
監督は『ヘルプ 心がつなぐストーリー』(2011)のテイト・テイラー。道理で。
原作で退屈したのがなぜだったのか、映画を観てわかりました。
要らないことが原作には多すぎる。
この監督は、原作のそうした部分を綺麗に削ぎ落とし、
テンポのよいサスペンスに仕上げています。
一時的なブラックアウト(記憶喪失)を起こすほど飲んだらあかんやろと思いますが、
そうなってしまった経緯については原作よりも映画版のほうが丁寧。
レイチェルに同情の念を禁じ得ません。
何年か前ならレイチェルの友人役だったかなと思えるリサ・クドローが、
本作ではほんの数分の出演で、謎解きのきっかけとなる存在。
スコット役のルーク・エヴァンスは顔も体も超イケてるけど、
この人を見るたびに「でもカミングアウトしてるし」と思ってしまうのでした。(^^;
女は強し。