『マスカレード・ホテル』
監督:鈴木雅之
出演:木村拓哉,長澤まさみ,小日向文世,梶原善,東根作寿英,石川恋,
生瀬勝久,松たか子,鶴見辰吾,篠井英介,石橋凌,渡部篤郎他
ダンナ出張中は羽を伸ばしていたとはいえ、
いつもどおり食パンを買いに行かなければならないし、
それをダンナ実家に届けなければならないのも同じ。
そんな日は2本ハシゴはできないから、これ1本だけ。
109シネマズ箕面にて。
“いきなり文庫”の『白銀ジャック』が出版された頃、
同時期の『カッコウの卵は誰のもの』もなんだかなぁな出来だったので、
東野圭吾もう駄目かもと思っていました。
ところがその後に出た『マスカレード・ホテル』はかなり面白くて(切なさは足りんけど)、
やっぱり東野圭吾おもしろいと思ったのでした。
ミステリーではありますが、「グランド・ホテル形式」の群像劇。
豪華キャストでこれをやられたら、それだけで楽しい。
既視感があると思ったら、『本能寺ホテル』(2017)と同じ鈴木雅之監督。
都内で発生した殺人事件3つの間に関連はないものと思われていたが、
現場に残された暗号が次の犯行場所を示していると判明。
3つめの事件が指し示したのはホテル・コルテシア東京。
警察はホテルでの潜入捜査を決断。刑事たちがホテルマンになりすます。
頭は切れるが人の言うことを聞かないエリート刑事・新田(木村拓哉)は、
フロントクラークを担当することに。
彼の指導係となったのは、優秀な女性フロントクラーク・山岸(長澤まさみ)。
わがままな客たちに新田は耐えられず、最初からキレそう。
そんな新田を山岸はフォローするものの、裏では大喧嘩。
犯人逮捕しか頭にない新田と、お客様第一の山岸が上手くいくはずもなく……。
客を演じる役者陣は、濱田岳に始まり、笹野高史、高嶋政宏、菜々緒、
生瀬勝久、橋本マナミ、田口浩正などなど。
挙式予定の客として前田敦子。実生活で彼女の夫の勝地涼も怪しげな役で。
殺人事件そのものはちょっとややこしくて、頭に入ってきません。
どうでもいいっちゃどうでもいいというのか。
それよりも、殺人に関係のない客たちの行動の意味がわかるときのほうが面白い。
群像劇はやっぱり大好きです。
きっとあちこちに伏線やお遊びがあるのでしょうから、
それを見つけるために何度も観てもいいのだろうと思うのですが、
そうとはならないところが『ボヘミアン・ラプソディ』と違うんだなぁ(笑)。
明石家さんまが友情出演していると知ったのはエンドロールが回り始めてから。
全然気づきませんでした。
それを確認するためにもう一度観ませんかね、私。観ないよなぁ。
監督:鈴木雅之
出演:木村拓哉,長澤まさみ,小日向文世,梶原善,東根作寿英,石川恋,
生瀬勝久,松たか子,鶴見辰吾,篠井英介,石橋凌,渡部篤郎他
ダンナ出張中は羽を伸ばしていたとはいえ、
いつもどおり食パンを買いに行かなければならないし、
それをダンナ実家に届けなければならないのも同じ。
そんな日は2本ハシゴはできないから、これ1本だけ。
109シネマズ箕面にて。
“いきなり文庫”の『白銀ジャック』が出版された頃、
同時期の『カッコウの卵は誰のもの』もなんだかなぁな出来だったので、
東野圭吾もう駄目かもと思っていました。
ところがその後に出た『マスカレード・ホテル』はかなり面白くて(切なさは足りんけど)、
やっぱり東野圭吾おもしろいと思ったのでした。
ミステリーではありますが、「グランド・ホテル形式」の群像劇。
豪華キャストでこれをやられたら、それだけで楽しい。
既視感があると思ったら、『本能寺ホテル』(2017)と同じ鈴木雅之監督。
都内で発生した殺人事件3つの間に関連はないものと思われていたが、
現場に残された暗号が次の犯行場所を示していると判明。
3つめの事件が指し示したのはホテル・コルテシア東京。
警察はホテルでの潜入捜査を決断。刑事たちがホテルマンになりすます。
頭は切れるが人の言うことを聞かないエリート刑事・新田(木村拓哉)は、
フロントクラークを担当することに。
彼の指導係となったのは、優秀な女性フロントクラーク・山岸(長澤まさみ)。
わがままな客たちに新田は耐えられず、最初からキレそう。
そんな新田を山岸はフォローするものの、裏では大喧嘩。
犯人逮捕しか頭にない新田と、お客様第一の山岸が上手くいくはずもなく……。
客を演じる役者陣は、濱田岳に始まり、笹野高史、高嶋政宏、菜々緒、
生瀬勝久、橋本マナミ、田口浩正などなど。
挙式予定の客として前田敦子。実生活で彼女の夫の勝地涼も怪しげな役で。
殺人事件そのものはちょっとややこしくて、頭に入ってきません。
どうでもいいっちゃどうでもいいというのか。
それよりも、殺人に関係のない客たちの行動の意味がわかるときのほうが面白い。
群像劇はやっぱり大好きです。
きっとあちこちに伏線やお遊びがあるのでしょうから、
それを見つけるために何度も観てもいいのだろうと思うのですが、
そうとはならないところが『ボヘミアン・ラプソディ』と違うんだなぁ(笑)。
明石家さんまが友情出演していると知ったのはエンドロールが回り始めてから。
全然気づきませんでした。
それを確認するためにもう一度観ませんかね、私。観ないよなぁ。