夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『アクアマン』

2019年02月22日 | 映画(あ行)
『アクアマン』(原題:Aquaman)
監督:ジェームズ・ワン
出演:ジェイソン・モモア,アンバー・ハード,ウィレム・デフォー,
   パトリック・ウィルソン,ドルフ・ラングレン,ニコール・キッドマン他
声の出演:ジュリー・アンドリュース,ジョン・リス=デイヴィス,ジャイモン・フンスー他

前日にめっちゃ飲み、後から聞いた話によれば、ご一緒した皆さんは二日酔い状態。
3連休最後の日を一日中ごろごろして過ごしたとのことですが、
私は這うようにして起き上がり、TOHOシネマズ伊丹で2本。

『ジャスティス・リーグ』(2017)で初登場したスーパーヒーロー“アクアマン”。
ハワイ出身、先住民の血を引くジェイソン・モモア。格好いい。
奥さんがリサ・ボネットと聞いて驚きました。
だって、思い出すのは『エンゼル・ハート』(1987)。レニー・クラヴィツの元嫁だし。
ものすごく年上なんじゃないの?と思ったら、一回り上なんですね。

本作のヒロインを演じるのがアンバー・ハード
これまたどこかで聞いたことある名前やなと思ったら、ジョニー・デップの元嫁。
スピード離婚して慰謝料だか和解金だかをガッツリ取った姉ちゃんではないですか。
イメージ悪いけど美人だわ。

ジェームズ・ワン監督といえば“ソウ”シリーズ。
最初の『ソウ』(2004)を撮ったとき、こんな大作を手がけることになるなんて、
自分も周囲の人も予想できなかっただろうなぁ。おめでとうございます。

知られざる海底の巨大帝国アトランティス王国の女王アトランナは、
政略結婚させられるのが嫌で地上へと逃亡。
負傷して打ち上げられているのを灯台守トムが見つけて介抱する。
恋に落ちたふたりの間に生まれたのがアーサー。
彼は海の生物すべてと意思疎通できる能力を持つ“アクアマン”。

しかしアーサーがまだ幼い頃、アトランティス王国の兵士たちが
アトランナを連れ戻しにやってくる。
自分が戻らねば夫と息子が殺されてしまうと、アトランナは戻ってゆく。

時が経った今も母とは会えないまま。
いつか必ず帰ってくるというアトランナの言葉を信じ、
トムは毎朝日の出の時刻に桟橋に出向いて妻を待つ。
そんな父の様子を見て心を痛めるアーサー。

ある日、アーサーの前に海底国ゼベルの王女メラが現れ、
アーサーの異父弟でアトランティス王国の王オームが地上征服を目論んでいると聞かされる。
オームの暴走を止めてほしいと頼まれ、渋々受け入れるアーサーだったが……。

2D通常版を鑑賞しました。
3Dは要らんけど、これはエキスポシティのIMAXで観るとより楽しいでしょうね。

アトランナ役のニコール・キッドマンの美しいこと。
アトランティス王国の相談役を演じるウィレム・デフォーもすごくイイ。
ゼベルの王でメラの父親役にはドルフ・ラングレン
あんな髪型されたら一瞬誰かわからんかった。
つるっとした顔のパトリック・ウィルソンがオーム役。
この人、善人役のほうが似合うイメージがありましたが、悪人役のほうがいいかも。

実在したといわれるアトランティス王国。
こんな成り立ちだったとしたら面白い。
ギャグが少々スベっている感があるのはともかくとして、(^^;
スケールの大きな楽しい作品です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする