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『ターミネーター:ニュー・フェイト』

2019年11月24日 | 映画(た行)
『ターミネーター:ニュー・フェイト』(原題:Terminator: Dark Fate)
監督:ティム・ミラー
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー,リンダ・ハミルトン,マッケンジー・デイヴィス,
   ナタリア・レイエス,ガブリエル・ルナ,ディエゴ・ボネータ他
 
109シネマズにて、『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』とハシゴ。
 
公開初日のレイトショー、IMAX2D版を観ました。
さすが“ターミネーター”、ファンが多いようで、結構な客の入り。
私はといえば、一応シリーズ作品すべて観ていますが、
繰り返し観たわけでもなく、思い入れも別になし。
でも普通以上には面白かった気がします。
 
21歳のダニーは、家族の誰もから頼りにされている女性。
ねぼすけの弟を起こして一緒にメキシコシティの自動車工場へ出勤したところ、
人件費の削減のためにいつのまにかあちこちで機械化が進んでいる。
そのうち工場内がロボットだらけになるかもしれない。
所長に弟が呼ばれ、きっとクビを言い渡されるのだと思ったダニーは、
解雇は理不尽だと所長に直訴しにいく。
 
そこへ未来からターミネーター“REV-9”が現れ、ダニーが狙われる。
すると今度は同じく未来からやってきた強化型兵士のグレースが現れて、
ダニー姉弟を連れて逃げようとする。
 
REV-9は凄まじい強さを見せつけ、弟は死亡。
危うくグレースもやられそうになったところ、
どこからともなく現れた女戦士サラ・コナーがダニーたちを救う。
 
とりあえずはREV-9を撒くことに成功。
グレースの怪我の手当てをしつつ話を聞くと、
ダニーは未来の人類を救う人物で、
彼女の命が奪われることはつまり人類の滅亡を意味するらしい。
グレースは絶対にダニーの命を守るという。
 
サラは息子を亡くして以来、ターミネーターが地上に降り立つと匿名で知らされるメールにより、
その場所を訪れてターミネーターを始末していた。
グレースが司令官から「困ったら訪ねよ」と言われていた場所と、
サラへの匿名メールの差出位置が一致していることがわかり、
グレースとダニー、サラが訪ねてみるとそこには旧型ターミネーター“T-800”が。
 
サラの息子ジョンを殺した憎きT-800が、
今は人間のふりをしてシングルマザーの母子と暮らしている。
絶対にT-800を許せないサラは、彼に襲いかかろうとするが、
REV-9を倒すにはT-800の力を借りるしかなく……。
 
“ゴーストバスターズ”で女性が活躍する編が作られたと思ったら、
“ターミネーター”まで女性がメインキャストで活躍するように。
キャストとしてはアーノルド・シュワルツェネッガーが最初にクレジットされていますが、
彼は主役ではないですよね。
本作の主役はサラ役のリンダ・ハミルトン、グレース役のマッケンジー・デイヴィス
ダニー役のナタリア・レイエス。
彼女たちを支えるシュワちゃんが愛することを覚え、
愛する人の息子と暮らして初めてサラの気持ちがわかったというシーンが良いです。
 
ガブリエル・ルナ演じるREV-9が強すぎて、絶対勝てそうな気がしない。
唯一ホッとしたのは、奴は飛べない(笑)。これで空も飛べたら勝ち目無し。
 
どう見ても勝ち目がないのに勝つところがいいんですよね。
ターミネーターファンの評価は如何に?

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