夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『去年マリエンバートで』【4Kデジタル・リマスター版】

2020年01月14日 | 映画(か行)
『去年マリエンバートで』(原題:L'Année dernière à Marienbad)
監督:アラン・レネ
出演:デルフィーヌ・セイリグ,ジョルジョ・アルベルタッツィ,サッシャ・ピトエフ他
 
シネ・リーブル梅田で4本ハシゴの4本目。
 
ハシゴの3本目に観た『ジョン・デロリアン』でかなり睡魔に襲われ、
この4本目は確実に寝そうな予感はありました。
でも、名作と言われる本作を劇場で観る機会はそうそうなかろうと思い。
結果、2019年にいちばん眠りこけた作品になってしまった。すんません。
 
フランス/イタリア作品。
1961年のヴェネツィア国際映画祭金獅子賞受賞作品です。
同賞を受賞した『ジョーカー』(2019)はすごく良かったけれど、これは無理。
1ミリも理解でけんから、説明しようにもできないので、
ウィキペディアにあったあらすじをほぼそのまま載せさせてもらいます。
 
「男が、整然とシンメトリックに設計された庭を持つ城館にまぎれこむ。
そこでは社交界のお歴々が集まり、退屈なパーティに興じている。
男は誰の気にもかけられずに館内を歩き回り、女を見つける。
女とは去年に会っていた、マリエンバートで……。
女にはその記憶がないが、男に迫られるうち、過去と現在の境が消えて、
男の言うような記憶を作り上げていた。
二人は愛し合い、一年の後、ここで会う約束をした、と」。
 
これがモノクロ映像で描かれるわけですが、誰かこの意味を説明してくれます?
また、作品概要によれば、「観ている間は理解した気にさせて、
観終わって思い起こそうとするとまるで掴めなくなるという難物」とあります。
いやいや、観ている間からまったくわかりませんから。
 
そもそも名作と評価される本作のタイトルを
今回観るまで私は『去年マリンエバートで』だと思っていたぐらいですし。
アラン・レネ監督を私は苦手だということがよ〜くわかりました。
凡人はお呼びでないと思うので、もう観ない。ムリっ!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする