夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『カイジ ファイナルゲーム』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の8本目@伊丹)

2020年01月27日 | 映画(か行)
『カイジ ファイナルゲーム』
監督:佐藤東弥
出演:藤原竜也,福士蒼汰,関水渚,新田真剣佑,吉田鋼太郎,松尾スズキ,生瀬勝久,
   天海祐希,山崎育三郎,前田公輝,瀬戸利樹,篠田麻里子,金田明夫,伊武雅刀他
 
あまり大きな声では言えないのですが、今年からダンナが月~木不在です。
毎日映画三昧できる状態になったけれど、昨年末のラストスパートが効いて、
年が明けてからも体がしんどい。
あまりがんばるのは止めにしたので、前週は2日のみ終業後に映画鑑賞。
次週に入り、フリーパスを全然使わないのももったいないなぁとTOHOシネマズ伊丹へ。
 
福本伸行の同名人気コミックを実写映画化した“カイジ”シリーズ第3弾。
前作まで観た記憶があるのに、『カイジ 人生逆転ゲーム』(2009)、
『カイジ2 人生奪回ゲーム』(2011)、どちらもこのブログ記事の中にない。
劇場で観た場合は100%書いているので、どうやらDVDで観たらしい。
でもありましたよね、他にも。誰やらが一発逆転を狙ってゲームに参加するやつ。
気になって仕方ないけど思い出せません。何でしたっけ。
 
東京オリンピックが終了してから景気が急速に悪化した日本。
貧富の差は広がるばかりで、貧乏人は金持ちが経営する会社で搾取されながら働いている。
稼ぎの7割も持って行かれるというのに、わずかだけでも金がなければ生きられないから、
「嫌なら辞めろ」と言われると何も言い返せない。
 
派遣社員の伊藤カイジ(藤原竜也)はこんな状況に耐えきれず、
社長の黒崎義裕(吉田鋼太郎)に食ってかかるが足蹴にされただけ。
悔しさに悶えるカイジに声をかけてきたのは大槻太郎(松尾スズキ)。
大槻は“バベルの塔”と名づけられた若者救済イベントに出場せよとカイジに言う。
言われるがままに出場したカイジは見事勝利を手中にし、
その賞品として金を受け取るか秘密のネタを受け取るかを選ぶことに。
大槻はカイジが選んで受け取るであろう金をせしめるつもりでいたのに、
カイジはまさかの後者を選択。
 
カイジが招かれたのは不動産業を営む大金持ち、東郷滋(伊武雅刀)の邸宅。
金持ちの道楽につきあわされただけだと思いきや、
東郷は、黒崎が首相主席秘書官の高倉浩介(福士蒼汰)とつるんでよからぬことを企んでいる、
それを食い止めるために金を集めたいのだと言う。
そのためには黒崎相手にギャンブルをせねばならず、
勇気あるカイジと、最強の運を持つ桐野加奈子(関水渚)の手を借りたいのだと。
 
東郷の話に乗ることにしたカイジは、究極のギャンブルの世界へと足を踏み入れるのだが……。
 
上手いと思っていたんですけど、藤原くん。
ここのところキャラが同じでちょっと飽きてきてしまいました。
ずっとテンション高い彼は、『Diner ダイナー』(2019)とかぶる。
これだけ青筋立てていたら切れちゃわないか心配です。
 
藤原くん以上に残念だったのは福士くん。
笑うのってやはり難しいようで、彼も高笑いはできない人に見えます。
恋愛もので寂しげに笑うのなんかはいいのですけれど。
 
そんなわけで役者の演技がイマイチに思えましたが、
まぁこんなもんじゃないでしょうか。
退屈もしなかったし、タダだし。(^^;
 
で、思い出しました、私にとっては同じような作品。

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