『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』
監督:古川知宏
声の出演:小山百代,三森すずこ,富田麻帆,佐藤日向,岩田陽葵,
小泉萌香,相羽あいな,生田輝,伊藤彩沙他
せっかく駐車場代を払って自らなんばパークスシネマ地獄にハマっているのに、
1本だけ観て帰るなんてもったいないことはできません。
なんばパークスシネマでは一昨日まで“ライブ音響上映”を開催していました。
ライブ音響上映のコンセプトは、「映画やライブ映像を“音”で楽しむ」。
大スクリーンで大迫力の音、臨場感を味わってくださいというもの。
“爆音映画祭”とどう違うのか知らんけど、このご時世では「祭」というのも憚られる、
という感じなのかなぁと勝手に思っています。
いずれにせよ、なんばパークスシネマは爆音映画祭とライブ音響上映の会場になることが多い。
今回のラインナップ中、私が劇場鑑賞したことがあるのは下記の作品でした。
『SING/シング:ネクストステージ』〈吹替版〉
『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』〈吹替版〉
『白蛇:縁起』〈吹替版〉
どうせなら劇場鑑賞したことがない『キンキーブーツ』を観たかったのに、この日の上映は無し。
何が何でももう1本観たいと思ったら、『少女☆歌劇』なるものしか時間が合わなかったんです。
ミュージカルとアニメが相互にリンクするメディアミックスプロジェクト、
『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』の劇場版アニメーション。
と言われても観たことがないのでわかりませんが、
私のイメージとしては『あんさんぶるスターズ!! Road to Show!!』みたいな感じ。
アイドル育成ゲームならぬタカラヅカ女優育成ゲームを連想するじゃないですか。
途中までは確かにそんな匂いがしました。
聖翔音楽学園は未来の演劇界を担う才能を育成する女学校で、100年以上続く名門。
3年生女子たちは進路について教師と面談します。
おおっ、なんか面白そうだと思ったら、途中からワケわからん状態に。
みんなで舞台見学に行くふうだったのに、99期生の乗った車両だけが方向転換。
車両上がステージと化すだけならついて行けたでしょうが、
なぜかそこで殺戮が始まるんだもの。女子の首から血ぃ吹き出し、血の雨が降る。
そこからしばらく私の目は点に。でも点になりすぎて睡魔に襲われる。
いっそ寝てしまいたいのに、やたら音響が良いせいで、耳割れそう。
ついでにみんなアニメ声だから、脳天にキンキン響いて寝るに寝られず。(^^;
ちょっとだけ面白かったシーンは、砂漠を爆走する列車。
これはまるで『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のようでした。
客は若い男女が半々ぐらいでよく入っていましたが、私にはまったく理解できない内容。
復習もしません。ご縁がなかったのだと思います。
何事も経験ということで、観ないよりはよかったです。これっきりだけどさ。