『映画 クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』
監督:京極尚彦
声の出演:小林由美子,ならはしみき,森川智之,こおろぎさとみ,神谷浩史,りんごちゃん,
山田裕貴,きゃりーぱみゅぱみゅ,冨永みーな,伊藤静,黒沢ともよ他
TOHOシネマズ梅田にて。
どんな振り幅広いハシゴやねんっちゅう感じですが、『ミッドウェイ』と続けて鑑賞。
世間的には“ドラえもん”のほうが人気があるのかもしれませんが、
“ドラえもん”を観るとどこかしらで必ず睡魔に襲われる私。
なぜか“クレしん”は大丈夫なんですよねぇ。劇場版第28弾なのだそうです。
子どもの落書きをエネルギーに変えて空に浮かぶ王国“ラクガキングダム”。
しかし、地上には落書きが少なくなり、王国は崩壊の危機を迎えている。
これ以上王国を衰退させてはならぬと、防衛大臣はある作戦を決行する。
ある作戦とは、地球に上陸して人々に無理やり落書きさせるウキウキカキカキ作戦。
上陸地点はほかならぬ春日部市。
王国軍は次々と市民を拉致、落書きを強要する。
拒否した大人は速攻で落書きにされ、
抵抗しなかった子どもたちは休みなく落書きをさせられる。
そんなことになっているとは知らないしんのすけのもとへ、
防衛大臣のやり方に反対する宮廷画家がやってくる。
しんのすけこそ勇者で、王国を助けてほしいと言うのだが……。
王国にはミラクルクレヨンなるものがあり、
真の勇者しかこのクレヨンで絵を描くことができません。
しんのすけがクレヨンを持てばアラ不思議、
描かれたものがスケッチブックの中から飛び出し、
桃太郎の家来さながらにしんのすけと行動を共にします。
しんのすけに助けてもらったくせに、
しんのすけがクレヨンを使い切ったことを責める大人たち。
王国のお姫様が皆に落書きしてほしいと懇願しても、
大人たちはすたこらさっさと春日部から逃げ出そうとします。
見習うべきは打算のまったくないしんのすけの姿。
まさかびろんびろんにゴムの伸びた2日目の「おパンツ」に泣かされるとは(笑)。
やっぱり観るのをやめられないクレしんなのでした。