きばなの硝子瓶

呑兵衛夫婦の日々の食卓

蕾ごはん

2008-02-06 | ゴハン・パン・メン

菜花の「蕾ごはん」...主婦の1人ランチ....。

水にさらした菜花を、上等なオリーブ油で炒め日本酒をパラッ......
最後に、薄口醤油すこし鰹節すこし...ごはんにのっける...たまらん。
なんど食べても美味しい。元気が湧いてくる........。


菜花の季節がやってきたっ!
このホロ苦が五臓六腑に浸みる....緑と黄色が目に浸みる.....。
身体の栄養、心の栄養.....春の予感.........。

先月あたりから食べ初めてますが........
今月に入ってから、菜花の季節が本格的に到来した気がします。

ここ関東では、暖かい南房総や伊豆のものが、比較的はやく出回りますが、
南の地方からのも同時にスタートしていく。菜花前線北上中~♪

あたりが悪くて美味しくなかったり...って時もあるけど、それもまた楽しい。
なぜなら「美味しいっ!」って時の感激が強く、味の違いを判別できて面白い。

茎の太いのやら、細くて柔らかいのやら、蕾が育っていないのやら.....
それぞれに味わいがある。これって同じ種類なんだろうか?(無知でスミマセン)

買ってくると...まず冷たいお水に放ちます。
花が開かないように、お水を与えてないんですってね...菜花。
パ~ッと黄色で可憐な花が咲く。食べてゴメンね...って雰囲気になります。
罪滅ぼしに....たまに数輪、救出して小瓶に刺したりしてます(笑)。


出荷地を眺めつつ.......
登ってきた!ここだ!通り過ぎた!と喜んでいる、毎年の風景......。
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角煮

2008-02-06 | 肴・肉


昨年11月...オットの誕生日の.....「お祝い膳」.....。
唯一、まともに手をかけてあるのは(笑)、左奥の「豚の角煮」。

あとは、手毬寿司、蟹と胡瓜の酢の物、牡蠣と芹の酒炒り.....
極々いつもの料理ですが.....そのぶん銘々盆に盛って演出(笑)....。


消極的な肉料理の中でも、角煮はワリと積極的に作るもの....。
あ~でもないこ~でもないと.....色んなレシピで作ってきた。
「男の趣味料理」の中に、かならず登場する定番なだけに...
「いじる」ポイントは、これでもか~ってくらいある(笑)。

作りたいのは、サッパリとした和風味....。
キッパリと....脂たちよサヨウナラ~♪....って感じに調理したい。

ゆで豚は....お茶で煮る(茹でる?)のが1番おいしい....とアタシの舌はいう。
アクも臭みも脂もサラッと抜けて、不思議にシットリ柔らかく....なる。
表面が美味しそうな「茶色」になるところも.....好きです。

しかしココが問題で悩むところ......
お茶で煮ると、その煮汁を捨てなければならない....
スープを捨てるなんて.....主婦には出来ない(泣).....。
カレーにでも?と思うも、長時間煮こむせいか苦味が強く....なんだかなぁ。



.....で、スープを諦めきれず水煮していたが、なかなか納得いくような
感じに煮あがらない。ど~やっても脂っこい.....こんなの嫌だ.....。
香味野菜をアレコレ入れたり、浮いた脂を、冷やし固めて取り除いたり....
おもいつくまま、色んなことを試行錯誤するも......ぜんぜん納得できない。

それで清く諦めました.....スープ(笑)、やっぱりお茶煮が最高です。

塊を焼き固めて、脂をある程度おとしてから.....葱と生姜をいれた
お茶(紅茶か烏龍茶)でユックリと下煮する。冷めるまで放置後とりだし、
熱湯で表面の脂を洗い清める。カットし、味付けした汁で煮含める....。
・・・醤油・日本酒・味醂・昆布・生姜(粒のままの大蒜か)・・・

ゆっくりと焦らず煮含めていく。常に、煮汁は肉にかぶるくらいが
バサバサにしないコツ......そのままシバラク汁の中に放置する.......。

食べる時に温め直し、そのままか、トロミをつけて餡かけに.....。
基本的に「薄味」で仕上げているので、かける煮汁は、あらためて
煮詰めながら調味料を補足してます....薄味のほうが展開しやすい....。

残りは、煮汁ごと冷蔵保存もしくは冷凍保存....。
ラーメンにのっけるとトロトロで最高です。

なんだかんだ言って、超特急で作業しても1日かかる.....。
それでも「出来上がり」に不安がないから、気分よく♪作れるようになりマシタ。
コメント (2)
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