うちの夫婦は「活字中毒」だと思います.....。
本は毎日「かかせない」アイテムです....次が「御飯とお酒」かな....。
年間...金額的にイクラかかってるか、計算するのが怖いので...無視。
去年の秋.......
久々にハマッタのが「武田百合子」さんデシタ.....。
作家の....武田泰淳さんの奥様です。
はじまりは「富士日記」......。
今の自分の暮らしぶりと....地域的にはリンクしてますが.......
書かれた年代は...アタシが生まれた...東京オリンピックの頃から...。
まだ、ユーミンの(笑)中央高速も、東名高速もない時代から日記は始まりマス。
ただの日常の日記、作家の妻として...というより、当時の一般的な主婦像が
描かれていて、我侭で「手の焼ける」気難しい作家夫にひたすら尽くして
赤坂のアパートと富士山麓の別荘を行ったり来たり.....が淡々と綴られている。
それでいて、両親より「上」なので....戦前の価値観、戦中戦後の経験者...
そんな気配も感じられ....いろんな意味で、とても面白く興味深い本でした。
知ってはいたけど、長いあいだ読むのを躊躇していた...本でもありました。
だって.....ただの日記なんですもん(笑)それもなが~い....。
.......がっ..........
読んでみて......なんでだか解んないけど..........痺れた。
すぐさま.....と言うか、道路が凍結する直前だったもんで....
慌てて...隣県の「富士山」に会いに行ってきた...去年の初冬。
もう舞台になった山荘は無いだろうケド.....
ますます百合子サンを身近に感じた....気がして楽しかった。
春になったら、また富士に会いに行こう.....。