味噌の仕込をした時は......
かならず「煮豆」を少しとっておいて.....味見する。
味噌に使うくらい.....柔らかく煮た大豆を「味噌豆」と言います。
昔の東京(?)などでは.....毎朝、納豆売りが町内を練り歩いていたとか....
そんとき.....納豆のほかに、「味噌豆」も売られていたようです....。
煮大豆・さらし葱・辛子・醤油.......「味噌豆」..........。
大豆食品好きのオットは大喜び....もっぱら肴で食べてますが
ご飯にも、不思議とあいます......。
納豆売り等々.....................................
「買い食い」文化の都会.....北海道の田舎育ちには、物珍しく興味は尽きない。
子供の頃.............................
コロッケやハムカツ(食べたことない)の買い食いとか、駄菓子屋のモンジャとか
子供の世界にも「買い食い天国」が存在してる....東京の子が羨ましかった。
お江戸人情話や、明治・大正・昭和初期(戦前)の
東京話には目がないアタクシでして.....、この味噌豆の話は......
志ん生師匠の話だったか、沢村貞子さんの話だったか..........
記憶が曖昧なので定かじゃないですが.......知った時は生唾ものだった。
その後....味噌を仕込むようになって、やっと食べられるようになりマシタ。
そういえば......都内のどこかの「鰻屋」で、お酒のアテで出してる店を
TVで見たことがある......嬉しかったなぁ~なんだか......。