きばなの硝子瓶

呑兵衛夫婦の日々の食卓

無花果のアイスクリーム

2013-10-07 | 甘いもの

先週の【無花果と林檎の赤ワイン煮】の残りを、アイスクリームに展開する

◆※無花果と林檎の赤ワイン煮

 ・林檎の皮は取り除き、無花果とともに細かくする

◆アイスクリーム(ラクト)
◆生クリーム(たまたま残ってたので)

 ・赤ワイン煮と混ぜあわせ
 ・いったんシッカリと凍らせ
 ・全体を撹拌し空気をいれ
 ・ふたたび冷凍する

アイスクリームは「ラクト」なので、カチカチには凍らない

秋でございます~って感じの、上等な氷菓子になった


ちなみに「生の無花果」を混ぜて凍らせても美味しい

※「いちじく」のアイスクリームはこちら

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栗の甘露煮

2013-10-07 | 甘いもの

昨年は「栗のコンフィ」だったけど、今年はあっさり「甘露煮」にした

※栗のコンフィはこちら

※今年の「栗の下処理」はこちら

下拵えも煮方も殆どおなじ.......................
だけど甘露煮のほうが甘味が軽く、煮る回数も少ない

コンフィも美味しいんだけど、そんなに食べないことが判明(笑)
うちには「甘露煮」のほうが使い勝手がいいみたい、茶碗蒸しにも入るし


栗を煮ていて「いつも」不思議に思うのは

栗ごはんとか、簡単に茹でたり煮たり焼いたりしただけでは
この栗独特の、色と香ばしさと香りがでてこないってこと

気長に加熱調理してこそ、この風味に出会える

くちなしなんか使わなくても、栗も蜜も黄色に染まるし
洋酒なんか邪魔になるくらい、芳しい香りになる

それにこの舌触りっ、すばらしい


毎年、これを食べたくてつい頑張って剥いてしまう


コメント (2)
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すきやき弁当

2013-10-07 | お弁当箱

ゆうべが「すきやき」なんだから、当然「すきべん」である

「割り下」を使って味つけしたけど、お弁当には「卵」がないので
少しだけ「醤油」をたして、甘味を抑えた味にしといた

◆最初に牛肉を炒りつけ、赤みが残ってるうちに「汁気を切って」取りだす
◆割り下を足しつつ他の具材を煮〆る、最後に牛肉をもどし合わせる

牛肉を一緒に煮〆ると硬くなるので、いったん取り出すのがコツ

◆ごはん、紅しょうが、青のり

この「紅しょうが」は、先日仕込んだ「葉しょうが」の
まだ芯がほんのり黄色で浸みてない、でも香り高く美味しい

やっぱり「葉しょうが」は違うな

大切に食べよう


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枕の横の本

2013-10-07 | 本と映画の話
現在の「枕の横の本たち」

再読あり再再読あり再々再々あり、新刊あり未読あり
ほとんど「料理関係」だな..............

ふつうの小説は、一番上の電子ブックのなか
オットからの「おさがり」ものだ

あいかわらず、あっち読みこっち読みの「ちびちび読み」

ひとつに集中すると、煮詰まったり飽きたりするB型だから(笑)
いろいろ平行して読むほうが好き、そのほうがずっと深く理解できる


     ◇


大ファンである武田百合子さんの特集がユリイカであって
これまた大ファンの、高山さんもエッセイを寄稿していたから
迷わず買ってむさぼり読んだ、この雑誌は中身が濃いから好きだ

武田さんの「富士日記」はアタシの愛読書だが、高山さんもだと知ったとき
どうりで、「日々ごはん」がよく似ていたはずだ~と納得した

たまたま、震災直前から書籍で「日々ごはん」を読みはじめ(HPのは読んでいたが)
そのままあの辛い日々をひたすらひたすら、「日々ごはん」の中に逃げ込んで乗り切った

もし「日々ごはん」を読みはじめていなかったら
「富士日記」か「犬が星見た」の中に、逃げ込んでいただろう

アタシにとっては、両者とも同じ「くくり」なのだ

あれから「日々ごはん」を、何度往復したことだろう
だけど「富士日記」は、まだ数度しか往復していない

なぜなら、富士日記には「死」が多いから「すこしだけ」重いのだ
とくに苦手なのが「ポコ」の部分で、高山さんは「そこ」を引用していた

書くか~そこを~と、息をととのえ涙にじませやっと読んだ

武田さんも高山さんも「生と食」を書くが、「死と排泄」もハッキリと書く
アタシはこの後者の2つが苦手だ、とくに排泄が苦手だ(笑)

しかしお2人ともハッキリと、堂々と書ききる

まいったな~と思いつつ読んでると、心が開放されてるのはどうしてだろう


     ◇


ユリイカのこの号の冒頭に、「レ・ミゼラブル」についての随筆があった
「レミゼ」って直訳すると「惨めな人々」って意味だったんだな、知らなかった

つい先日DVDで映画と25周年記念コンサートを観ただけで、原作も読んでないし
じっくり観劇したこともないから、話の内容がチンプンで曖昧に理解しているだけ

映画を観た感想は、物語の根底にある「フランスの歴史の流れ」に対して無知だから
その時代の人々の精神とか空気感や政治が読み取れず、?となることも多かったし

ジャンヴァルジャンが名乗り出て裁判にかけられた下りも、なんか?だったし
シャベールに追い詰められ逃げ込んだ教会?で、以前助けた男に助けられたはいいけれど
その後はどうなったのか?とか、コゼットの成長過程やマリウスの生立ちなども?だったし

長い原作を「省略」するのは仕方が無いとしても、あまりにあちこち「空白」になるので
こりゃ~原作を読まないとダメかな~と思っていたら、この随筆が補ってくれたので助かった

知りたかったことが全部書いてあった、やれやれ読まずにすむわ原作を(笑)

ミュージカルの「真のヒロイン」と言っていい「エポニーヌ」の悲恋物語は
思った通り「ミュージカル用」にわざと膨らませ、全面にだした部分だった

この部分のストーリーは人気あるだろうな、アタシも好きだ
何役を演じたいか?と聞かれれば、即答でエポニーヌだし

あの役は独特な声というか歌い方の人がなるようだ、映画と記念コンサートに出演していた
エポニーヌ役の人もそうだったし、初演のメンバーだった人も同じ感じの声だった
思えば、初日本公演の「島田歌穂」さんも同じ歌い方をしていた、TVで聞いたことある

原作では短く描かれているだけだそうだが、日本人はとくに「失恋・悲恋」が好きだし
この役がなかったら、日本での人気ロングランにはならなかったろうな~と思う


民衆の物語だから、配役にスターは要らないそうだ、実力があればいいそうだ
なるほど.........、次の日本公演は観てみようかな、関東にいたらだけど(笑)

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すきやきの「割り下」

2013-10-07 | もつもの
卵につけて食べることを想定し、濃いめのタレ
うちは北国人なので、しっかり「あまっから」な味

◆日本酒(山田錦・1カップ)
◆醤油(3分の2カップ)
◆きび砂糖(2分の1カップ強)

 ・かきまぜて砂糖を溶かす
 ・丁寧にするなら、煮きって溶かす


以前はベースを拵えて「ぐ」を煮ながら、鍋風で食べていたけれど
やっぱり「割り下」を使うほうが美味しいし、味も安定していい

味のいまいちな牛肉や輸入牛を使う場合は、これに出汁か鰹節を追加する

先日から使っている「鉄のフライパン」でやる(笑)


・・・おいしい牛肉と焼き豆腐・葱類・茸類・しらたき・卵・・・

・・・まずは牛肉を「割り下」で炒りつけて・・・

・・・食べて・・・

・・・肉の旨味で「そのほか」を炒りつけ・・・

・・・そのうちみんな一緒になって・・・


むさぼり食う、って感じ

日本酒を呑みすぎたっ

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