きばなの硝子瓶

呑兵衛夫婦の日々の食卓

10月の糠床

2013-10-19 | もつもの
夏が過ぎると、すっかり「糠漬け」から遠ざかってしまう
というか、食べ飽きるので自然と漬けなくなるというか

糠床って混ぜなきゃ不味くなるけど、混ぜてるだけでもダメで
次々と、休みなく野菜を漬け続けないと美味しくなくなってしまう

飽きてくると、これが困るのだ

こういうときは、塩漬けの菜ッパを漬けとくに限る
この画像のは「大根葉の塩漬け」を糠漬けにしてるところ

すでに3週間以上経過してるけど、酸っぱくもならず色もキレイ
ただし塩っぱいけど、「※ふりかけ」にすると凄く美味しい

少しだけわざとに残してある、糠床のために
こうしとくと、不思議と糠床が悪くならない

冷蔵庫保存してるので、混ぜるのも2~3日に1回とサボっている
混ぜるときに味とか匂いをチェックしてるけど、まぁまぁな感じ

そろそろこれを食べきって、蕪の葉でも沈めようかな
それとも干した大根もいいかな...................

塩漬けか干すかして水分を飛ばしてから漬ける、ってのが良いみたい

このまま休ませず冬を越そうかな

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イカと里芋の煮っころがし

2013-10-19 | 煮もの
汁だくでじっくり煮る方法もあるけど、今回は「煮っころがし」戦法
イカはプリプリ、里芋は表面にだけ甘辛味が絡み、中は真っ白でねっとり


◆するめイカ(刺身用をさばく)

◆里芋(千葉産・無農薬)

 ・皮をむいて軽く下茹でする
 ・流水に晒しヌメリをとり笊にあげる

※皮つきのまま蒸して、皮をむいてから使ってもいい

◆れんこん(水に晒してあったもの・無くてもいい)


厚手の鍋に「イカ」を入れて..........................

※煮汁に灰汁を出したくない時は、サッと湯引きする


◆蔵の素(酒)・味の母(みりん)・醤油・きび砂糖・かつぶし(粉)

◆山椒の実の醤油漬け(生姜)

 ・汁っ気は「底がひたる程度」の量、濃い味
 ・強めの火加減で、イカを炒りつける
 ・硬くならないうちにイカは引き上げる


「里芋・れんこん」を入れて...........................


◆水・その他の調味料

 ・里芋が半分くらい浸かる程度の水をさし
 ・味をみて調節する

 ・蓋をして煮こむ(中火)
 ・ときどき引っ繰り返して(ころがして)、表面を煮〆る

塩梅よく煮しまったら、お皿に盛りつけ........................

 ・イカを戻し「強火」で炒りつける(10秒程度)
 ・里芋・れんこんと一緒に盛りつける

熱いうちに食べる...............................


めっちゃ美味しかった、とくに里芋が絶品だった
イカも「日本海もの」だから上品で美味しかったし

生姜を切らしてたので「山椒の実の醤油漬け」を使ったら
これがまたとても美味しく、オットも嫌がらなかった

煮物がうまくいくと、すごく気分がいい


    ◇


いまさら遅いけど、冷凍してた「おいなりさんの煮汁」を使えば良かったな

お肉を煮たスープとか何かの煮汁って、いっぱい残ってる場合は冷凍保存してるけど
鍋底にちょっとしかない場合は、なにも考えずキッパリサッパリ捨ててしまっていた

数日前の「煮〆」も、翌朝うすめて「おつゆ」がわりに楽しんだから
最後は汁がちょっと残るだけとなった、なので何時ものように捨てようとしたけど

ふやけた「かちわり鰹節」が目に入り、まだ出汁がひけるな~と思って
お水を足して裂いた煮干しを数匹ぶん浸し、翌朝の「おつゆ」に展開してみた

薄味がついてるからお味噌は少し、薄切りの椎茸を放ち卵を流しこむ
ほんのり甘く西京味噌を使ったみたいな味、とっても美味しくて楽しかった

ほんのちょっとの「煮汁」も、これからは捨てずに食べきることにしよう



    ◇

    ◇

    ◇



話はコロッとかわるけど、すこし前にイヤなことがあった
ワケあって詳しくは書けないが、なんというか高飛車光線に攻撃された

男性の場合はよくわからないけど、女というのは結婚すると人が変わる

母になる、って経験も大きく作用してるんだろうけど、結婚相手の人格とか
家庭環境とか人間関係とかモロモロ、色んなことが複合的に作用してるようだ

良く変われれば幸せだけど、悲しいことに悪く変わる場合も「多々」ある
(自分はどうなのかな~って、たまに頭をよぎる)

若い頃はもっと優しくて控えめで、嫌味を言うような人じゃなかった
性格がキツク意地悪なアタシとは大違いで、穏やかな人だった

なのに結婚後は、何を話していても「棘」が混じるようになって

誰かのことを話してるときなど、はじめは「感心して褒めてる話」だったのに
何時のまにやら「嫌味」っぽくなり、最後は口がへの字に曲がって「悪口」っぽい

いろいろ苦労してるんだろうな、状況が良くなれば元に戻るだろうと静観していたが
20年過ぎても変わることなく、ますます酷くなるばかり.................

そんな感じだから「世間話」するだけでも辛く、態度も高飛車で嫌気がさしてきた
これ以上キライになりたくないので、少しづつフェイドアウト.....離れてみた

疎遠になって数年、めずらしく連絡してきたので嬉しくなって話をしたら

ぜんぜんっ変わってなかった、何様状態だった

哀しいな

険しい人生は男を磨いてくれるけど、女は醜くなるだけなんだな

..........なんて思った秋でした(笑)
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韮玉

2013-10-19 | 炒めもの

韮は1束つかう

フライパンに「ごま油」を熱し、韮をジャッと炒め軽く塩コショウ(強火)

◆卵(3個)・鶏ガラスープの素・蔵の素(酒)

ごま油を足してから、ジャ~ッと2回にわけて注ぎとじる
最後に「ごま油・コショウ」を少々ふって香りづけし、火を止める

中華好きの男は意外なほど喜んで「おいしい」を連発し、ちょっとビックリする


      ◇


鉄のフライパンを使いだしているけど、なかなか手古摺る

なるべく洗剤で洗わないよう、熱いうちに処理しているけど
そうもいかない時もあるし、汁っぽいものを煮こむ時もある

そんな時は「油っけ」がないから、使う前には油でならしたりするけど
それでも「ひっついて」しまったり、ついつい油を多めに使ったり

今回も韮を炒めるところまでは塩梅よかったんだけど
卵液を流したら、油を足してもひっついてしまった

これの前に、焦げを落とすのに「よっく洗った」んだった忘れてた

やっぱり鉄フラは油を余計に使うなぁ、テフロンで慣れたから抵抗あるなぁ
だけどなに拵えさせても美味しくできる、うまく焼けるんだよなぁ

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