オーストリラリア北部に住むナーサリー フィッシュ。スズキ目クルトゥス科の魚です。マングローブの生える、
河口付近の汽水域に住んでいます。一般的にマングローブの生える一帯は、生態系は豊なのですが泥で濁っているため、
この魚の姿を見ることが少ないようです。
世界で初めて葛西臨海水族園でこの魚を展示したとのことです。
nurseryとは「育児」の意味で英名を訳すと「子育て魚」。写真ようにオスには頭の部分にフックのようなものがついていて、
メスが産んだ卵の塊を引っかけて成長するまで持ち運び守るのだそうです。
ただ、産まれた卵をどうやって引っかけるのか、誰も見た人はいないのだとか。手がありませんから・・・。
また、ずっと見ていても、ほとんど動きません。しかし、小さなエビ、カニ、魚などの餌をとる時には、素早く動くようです。
葛西臨海水族園に行った際には必見といえる珍しい魚です。
PENTAX K7 + TAMRON 17-50mm F2.8 で撮影
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