志木市の上宗岡地区、田んぼが拡がる中に蓮華草の花が咲いているのを見つけました。蓮華草はマメ科ゲンゲ属に分類される越年草。開花時期は4月から5月。
蓮華草は、空気中の窒素を吸収して、土に取り入れる働きがあります。このため、花が咲いた後は、土を掘り返しレンゲを土に混ぜて、緑肥として使います。つまり、有機肥料になります。しかし、田んぼが少なくなったので、最近はあまり見かけなくなりました。
また、蓮華草の花の蜜は、良質の蜂蜜となります。そのため、蜜源植物としても利用されています。このため、養蚕家はレンゲの開花期にあわせてミツバチの巣箱を移動させることがあります。ここでも、周辺には多くの蜜蜂が見られました。
1、3枚目はPENTAX K5+ TAMRON 90mm MACRO F2.8、2枚目はPENTAX K7 + TAMRON 17-50mm F2.4 DIⅡで撮影