◇ バッチャン焼き
旅の3日目。昨日、来た同じ道を戻ります。そしてハノイから10Km離れたバッチャン村に立ち寄ることに。
陶器の村として有名なバッチャンは、15世紀頃から陶器の製造が始まったといわれています。
現在は、窯にはガスを使用しているので1800度と高温になり、堅い焼き物が出来るといいます。
外国人観光客に人気があり、年々工房や店が増えているとのこと。工房は100軒ほどあるといいます。
もちろん、この焼き物は、ホーチミン市をはじめベトナム全土に行き渡っているようです。
写真は周辺の街の様子。白地に紺の大きな花瓶をはじめ人形、小物はコーヒーカップなどいろいろと並んでいます。
私たちの入った店の三階では絵づけの実演をしている女性がいました。とても細かな仕事です。
購入したバッチャン焼きの鍋敷き。一度落としましたが、カチンという音がして割れませんでした。
ポピュラーなコーヒー茶碗。後ろはホテイアオイの茎で編んだ籠。
買い物をすると、一つの買い物につきつ、一つホテイアオイの茎で編んだ籠をつけてくれます。
ホテイアオイは金魚鉢などに入れる水草。繁殖力が強い植物です。後日、メコン川クルーズの時に川面に
ぷかぷとたくさん浮かんでいました。ベトナムらしい物入れです。
5つ買ったら1ヶおまけしてくた小鉢。 西欧の有名陶器と比べて値段が手頃なのも良いところです。裏にはきちんとマークがついています。
◇ バッチャン通り
ハノイのYen Phu通(幅員40mほどの幹線道路)にはホン河(紅河)側の壁面に描かれる長大なモザイク壁画があります。
これらはバッチャン村の陶器で作られていて延長は約5Km。ハノイ遷都100年を記念して、2007年から2010年にかけ 作られました。
世界最長のモザイク壁画としてギネスブックに登録されています。バスの中から撮影してみました。ハノイの歴史が描かれて
いるとのことですが、必ずしもそうとばかり、いえないようです。
詳しくは、「めいすいの海外旅日記・・・アンコールワットとベトナム2都市 第3日 バッチャン焼き」をご覧下さい。