「麦芽風清涼飲料水」の「ホッピー」。アルコールは入っていません。戦後すぐに発売になりました。当時はビールは高嶺の花。焼酎をホッピーで割り、ビールの代用品として始まったのです。写真のように、ホッピーを酒場で頼むと焼酎が入ったグラスとホッピーの瓶が出されてきます。
昭和30年代から40年代、ホッピーは労働者の飲み物。料亭や寿司屋では決して飲まれることはありませんでした。また、酒屋にも置いてある店はまれでした。ホッピーの飲める店は、大衆酒場というのが相場だったのです。
昔、職場の飲み会で、この「ホッピー」を手に入れたと大いばりしている人がいたのを思い出します。
最近、ちゃんとホップを使ったこの飲み物に人気が出ているらしい。特に女性に人気があるようです。アルコールの量を調節できることに加え、
①低カロリー
②低糖質
③プリン体ゼロ
ということで、健康に良いというわけです。
このホッピー、関西では飲まれていないらしい。会社で最近、大阪から赴任してきた部長さんが「聞いたことがないし、見たこともない」と言っていました。また、Wikipediaには、「現在でも東京、特に京成沿線を中心とした下町およびその近辺の大衆居酒屋では、定番の飲み物である」と書いてありました。
近くのスーパーに行ったら、1本105円(330ml)で売っていたので久しぶりに買ってみました。最近は不況なので、お正月は別として、暮れは倹約です。知り合いから、いただいた「合鴨の燻製」をつまみに久しぶりに飲んでみました。ゴルフ場で飲むノンアルコールビールより、ずっといいです。
ところで鴨、「歳暮の鴨の舞い戻り」と言うことわざがありますが、鴨は舞い戻らず、私の口に入りました。
PENTAX K20D +SIGMA 30mm F1.4 DC で撮影
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名古屋名物の手羽先を扱う「山ちゃん」では、ビールよりこのホッピーを積極的に扱っているようですが。
岐阜から転勤の会社の偉いさんが、飲み会というと手羽先のことが多いと聞いてそういうものかと思いました。
やはり「所変われば品変わる」ということなるのですね。
その時、新宿の”山ちゃん”にホッピーが置いてあったかどうかは思い出せませんが・・・・。
出てくるのとは違って、スーパーで見かけるやつですね
Web上でホッピーの飲み方を見ることがたまにあるけど
自分の知っている世界の割り方より、焼酎が少ないんですね
私の世界では、焼酎2にホッピー1位の割りです、だから、
ホッピー一本で中身3~4杯おかわりします
焼酎がかなり濃いので、ホッピー一本でべろべろの一歩手前
くらいまで酔えます。
このホッピーはスーパーで買った物です。最近、飲み屋でホッピーを飲むことが無くなっています。
ところで夏場は、安いウィスキーでハイボールにするとか、ホッピーと焼酎でビール代わりにするとか、家での飲み方もいろいろ変わってきました。健康にもチョツピリ良いですから。