NHK BS シネマ 2021/01/13
過ちの理由は運命ではない 我々自身だ -シェークスピア
サイコ・サスペンスの名作、女医のコンスタンスが勤務する病院に,新院長としてエドワード博士が赴任してきた。コンスタンスはエドワードに一目ぼれするが,彼には,白地に縞〈しま〉のある模様を見ると,精神が不安定になる不可解な症状があった。
【監督】アルフレード・ヒチコック
【音楽】ミクロス・ロード
【出演】コンスタンス(女医)・・・イングリット・バークマン
ジョン・バランタイン(彼)・・・グレゴリー・ペック
マーチソン院長・・・レオ・G・キャロル
ブルロフ博士(コンスタンスの師)・・・マイケル・チェーホフ
コンスタンス(イングリット・バークマン)とバランタイン(グレゴリー・ペック)
やがて彼はエドワード博士とは別人であることが発覚する。本物のエドワード博士はどこにいるのか?殺人の疑いの眼は「彼」に向けられるが、病院の勤務医であるコンスタンスは「彼」の無罪を信じ、2人は協力して精神異常の発作原因である「彼」の記憶を辿っていく・・・。
イングリッド・バーグマンの絶頂期の作品といわれ、美貌と演技力がともに十分発揮されている。
精神に異常をきたしている人物ジョン・バランタイン「彼」は【ローマの休日】の頃よりも若いグレゴリー・ペックが演じている。
ダリの絵(1)
ダリの絵(2)
主人公が夢で垣間見る印象的な幻想シーンはサルバドール・ダリが参加している。
アカデミー作曲賞受賞作品