めいすいの写真日記

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クライバー・・・指揮する姿が音楽だ

2009-01-11 | クラシック音楽
 1月10日(土)NHK教育テレビ「ETV50バースデイウィーク第五夜」の「世紀の名演奏」で最後に取り上げられたのは「クライバー指揮のベートーヴェン作曲、交響曲第7番」(全曲 バイエルン国立管弦楽団 1986.5.19 人見記念講堂)でした。

 一昨日は、女房がクラシック音楽の番組を見ているので、なにげなく覗いてみるとアルゲリッチのピアノ演奏、キーシンのピアノ演奏と続くので、一体どういう番組なのかと番組表を見てみたら、なんと最後にクライバーが指揮するベートーヴェンの交響曲7番が全曲で放映されるということがわかり、去年の暮れに買ったばかりのブルーレイディスクレコーダーにあわてて録画することにしました。ハイビジョンでクライバーの指揮する曲を録画できたので、まさにグッドタイミングでした。



20世紀最後のカリスマ指揮者といわれる カルロス・クライバー(1930~2004)。
「 1960年代後半から世界各地の歌劇場で名声を高めたクライバー。気に入らない仕事をつぎつぎとキャンセルし公演を減らしたものの名声は衰えず、彼が指揮するだけで大ニュースとなる伝説的な存在となった。日本にも熱心なファンが多く、クライバー自身もこよなく日本を愛した」(NHKテレビ字幕解説)

 実はカルロス・クライバー(1930-2004)は私の最も好きな指揮者なのです。
 めいすいの音楽随想「私の好きな指揮者 カルロス・クライバー」(2004. 3.30) 

 番組の中で作曲家の池辺晋一郎さんは、「練習はスコアを徹底的に読み込み、細かく、厳しい。しかし、本番は笑顔でオーケストラに伸び伸びと演奏させる」。そこで、「練習はクライバー、本番はアカルイバー」と冗談を言っていました。
 その話はともかく、クライバーの指揮はスマートで優雅、彼の姿を見ているだけで音楽が伝わってきます。その格好の良さは、まさに目を見張るものがあります。音楽評論家の吉田秀和が「指揮する姿が音楽だ」と言ったのは名言だと思います。



 番組では、ベートーヴェンの伝説の名演奏、クライバーの音楽づくりの喜び、音楽を愛する喜びが伝わってくると紹介されました。やはり、演奏を聴き、クライバーの指揮する姿を見ていると、ベートーヴェン交響曲第7番そのものも「舞踏の神化」といわれるほどリズム感のある曲ですが、次第に気持ちが熱くなって、高揚した気持ちになってしまいます。

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葉牡丹

2009-01-10 | 


 葉牡丹(ハボタン、英語名 ornamental cabbage)。アブラナ科アブラナ属の多年草。英語名を直訳すると「観賞用キャベツ」。日本名も「花キャベツ」ならばイメージが良くわくと思います。キャベツはもちろんアブラナ科の植物なのですから・・・。
 今の時期に公園や家庭でよく見かけます。耐寒性に強い。お正月には門松と一緒に飾られます。また、暖かい地方では色が付かないのだとか。



 葉ボタンは、葉を観賞しますが、アブラナ属という通り、菜の花と同じような形で花が咲きます。ただ、4月~5月の花の咲く前に、薹(とう)がたったといって一般には処分されてしまうようです。

1枚目PENTAX K20D + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO、2枚目 PENTAX K20D +TAMRON 90mm F2.8 Di MACRO で撮影

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都庁と新宿西口中央通りケヤキのライトアップ

2009-01-09 | 夜景


 久しぶりに夜の時間に新宿駅西口に行ってみました。京王プラザホテル前の中央通り、ケヤキ並木は新年に入った今もライトアップを行っていました。
 時刻は午後6時、少々前。都庁舎は、まだ仕事中の人が多いのか、どの窓も明かりが付いていました。



 2016年オリンピック・パラリンピック招致運動中の都庁は、候補地4都市のうちの一つに選ばれた昨年6月など、都庁舎に「五輪の色、五色」のライトアップを折々にしてきました。オリンピック開催都市の正式決定は10月。その時には五輪のライトアップに映える都庁になって欲しいと思います。

   PENTAX K20D + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACROで撮影

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商売繁盛の「神田明神」 に参拝

2009-01-08 | 街角
 不況感が漂う現在の日本、景気回復は神頼みと商売の神様を祭る「神田明神」には仕事始めの5日に多くの企業が訪れたとのニュースがテレビに流れました。



 お茶の水にはよく行くのですが、今まで「神田明神」を訪れたことはありませんでしたので、今年は福が来るようにお参りすることにしました。



 5日のテレビ放映では境内が満員でしたが、7日ともなると、さすがにやや空くようです。



 神田明神の一之宮は大黒様。俵の上に乗っており、食物・財福を司る神。この大黒様は高さ6.6メートル重さ約30トンで大黒様の石造りの像としては日本一です。



 神田明神の二之宮はえびす様。これは大黒様と同じく、境内にある像。商売繁昌、医薬健康、開運招福の神様。えびす様の正式の名前は少彦名命(すくなひこなのみこと)。海の彼方から小さな木の実の船に乗って、魚やいるかや亀などに守られて来訪したという小さな神様です。

 三之宮は平将門。東国の勇、平将門は天皇の逆臣ということになってはいますが、関東での人気は高いようです。神田明神は江戸庶民の下町の神社という歴史があるといえるでしょう。

  PENTAX K20D + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACROで撮影

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山茶花(さざんか)

2009-01-06 | 


 日本古来の花である山茶花(さざんか)。漢字をそのまま読もうとしても「さんさか」としかよめません。中国で椿を意味する「山茶花」が「さんさか」→「ささんか」→「さざんか」となったようです。

 花は10月末から咲き始め、2月まで咲いている。花の少ない時期に美しい花を咲かせるのは、とてもうれしいことです。

 

 やはり赤の山茶花が、この花らしい気がします。



 しかし白い花の山茶花も高貴な婦人を見るようで、品格のある美しさです。
 よく似たさざんかと椿の区別は、さざんかの花の散り方は一枚づつで、椿は花ごとおちる。そのため、武士が椿は首を落とされるようだと庭に植えるのを嫌ったといいます。



 ところで、歌詞に「さざんか」の言葉のある童謡「たき火」(巽聖歌 作詞、渡辺茂 作曲)。いまは、ほんとんど「たき火」は行われなくなってしまいましたが、なかなか郷愁を誘う歌です。

1.「かきねの かきねの まがりかど. たきびだ たきびだ おちばたき 「あたろうか」「あたろうよ」 きたかぜぴいぷう ふいている。
2.さざんか さざんか さいたみち. たきびだ たきびだ おちばたき 「あたろうか」「あたろうよ」 しもやけ おててが もうかゆい ・・・

 しかし、出来た当初は戦時中だったため、「たき火を行うと敵に発見されてしまう」、「落ち葉とといえども大事な資源、風呂をわかすくらいのことは出来る」と軍部に批判され、歌われなくなってしまいます。戦争というのはいやなものです。

 PENTAX K20D +TAMRON 90mm F2.8 Di MACRO で撮影

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鮨 割烹「福松」三鷹店と牛丼の「松屋」

2009-01-05 | 外での食べ物
 親戚同士の新年会を、三鷹にある 鮨 割烹「福松」 (東京都武蔵野市中町1-14-5 TEL 0422-60-7708)で昼食会として行うことになりました。このお店は、JR三鷹駅北口から歩いてすぐの所にあります。牛丼の「松屋」を全国チェーンで展開する 松屋フーズ の経営で、しかも松屋フーズの本社ビルの地下一階です。



 

 店内は、木素材を多く用いて、和風の雰囲気を良く出していました。



 これは、お昼のサービスメニューなので、特にそれらしいコメントは出来ませんが、野菜の漬物をネタに使った握りなど、ちょっと変わったこともしていました。牛丼の松屋では、最近「山かけ漬け鮪丼」という刺身のメニューを加えているのに驚いたことがあります。このようなことが出来るのも、こうした店でノウハウを積んでいるのかも知れません。

PENTAX K20D +SIGMA 30mm F1.4 DC で撮影

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井の頭自然文化園・・・「干支展」の牛

2009-01-04 | 見学記


 井の頭自然文化園に出かけてみました。お正月ということで、「干支展」を開催中です。売店の屋根などがホルスタイン模様に変えられ、藤棚には牛の模型が並んでいます。



 一画には、いつもは、いない牛が飼育されていました。八王子のファームから連れてきた小牛、「干支展」の期間だけ文化園で過ごすとのこと。2年ぐらいで子供を産んで母牛になり牛乳を出すのだそうです。
 白黒の模様の牛がホルスタイン種で名前は「メリー」。薄茶色の牛がジャージー種で名前は「しずく」。ホルスタインは乳をたくさん出します。つまり生産性が高いということで日本で飼育されているほとんどの牛がホルスタインです。
 ジャージーはホルスタインより小柄ですが、乳の乳脂肪率が高い。つまり「ジャージー牛乳」といわれるように、美味しいので人気があります。

  PENTAX K20D + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACROで撮影

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クラシックハイライト2008 & バレエ「ラ・バヤデール」

2009-01-02 | クラシック音楽

 12月31日の夜9時20分からNHK教育テレビで放映された「クラシックハイライト2008」。クラシック音楽のすべてのジャンルで昨年一年間の優れた公演を紹介する番組でした。

 オベラではサントリーホールで行われたコンサート・オペラの「フィガロの結婚」が紹介されました。コンサートオペラというのは、オケをバックにただ歌うだけかと思いきや、ある程度の舞台があり、衣装などはオペラの雰囲気そのものなのに驚きました。これなら、オペラ・ハウスで行うオペラも顔負けです。また、演奏や歌唱力も素晴らしく、紹介されるのも納得できます。

なかでも、スザンナ役のダニエレ・デ・ニースが生き生きとしてとても素敵でした。

 バイオリン独奏ではジュリアン・ラクリン(Vn)とイタマール・ゴランのサンサーンス作曲「序奏とロンドカプリチオーソ」

 さすがに、数多く行われたであろうバイオリン演奏会の中で唯一選れただけあって、凄まじいばかりの演奏でした。
 ラクリンはビアノのすぐ側に立ち、ピアノとの合奏が緊密になるよう心がけていたのが、印象的でした。

 合奏では、ロイヤル・コンセルトヘボー管弦楽団のブラスクインテットの演奏会。全員がロイヤル・コンセルトヘボー管弦楽団の主席管楽器奏者ということですが、グリカン作曲の「ルスランとリュドミーラ序曲」を演奏しました。

 チューバやトロンボーンまでもが、素早いパッセージを引きまくる、その超絶技巧ぶりが見事でした。

 協奏曲では、庄司沙矢香さんがユーリ・テミルカノフ指揮のサンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団と「チャイコフスキーのバイオリン協奏曲」を演奏しました。

私は、2005年に彼女のベートーヴェンのバイオリン協奏曲を聞いています。その当時に比べ、さらに一回り大きなり、テクニックも磨かれた演奏に感動しました。

オーケストラではパーボォ・ヤルヴィ指揮フランクフルト放送交響楽団の「ブルックナー第7番」の第2楽章とリッカルド・ムーティ指揮ウィーンフィルによるチャイコフスキーの交響曲第5番の第4楽章が紹介されました。

 そしてバレエの 「ラ・バヤデール」。この番組の中で一番感銘を受けたのは、新国立劇場で行われた、このバレエでした。昨年の暮れ、ウィーン国立歌劇場で、このバレエを見て以来、すっかりこのバレエのファンになりました。古代インドの王室を舞台にした若い男女の愛憎渦巻く世界を巧みに表現したオリエンタリズムにあふれたバレエです。
 このバレエのハイライトでの紹介でしたが、かって、ウィーンで見たより、遙かに優れた出演者と豪華な舞台と服装そして演出でした。

 ウィーン国立歌劇場のバレエ「ラ・バヤデール」(めいすいの音楽随想) 参照

 あらすじ



 まずは、プリマンドンナのニキア役スヴェトラーナ・ザハロフ。手と足が長く柔らかな踊りが素晴らしい。


 
 このバレエには、舞姫ニキアが毒蛇に噛まれて死んでしまう場面。戦士ソロル(デニス・マトヴィエンコ)が従者に勧められて阿片を飲み幻想の中でバヤデール (踊り子) たちとニキアに会うシーンがあり見所になっています。



 ほかにも、婚約式のシーンでの金色の仏像(八幡顕光) の踊りがあります。舞台美術も豪華です。



 王女ガムザッティ(湯川麻美子)とソロルの踊りなどのシーンも素晴らしい。
 そして、寺院でソロルとガムザッティの結婚式が行われるのですが、ニキヤとの愛の誓いを破ったソロルに神が怒り、寺院が崩壊して全員死ぬという話の展開になっています。私は新国立劇場での、この場面を見ていないのでぜひ見てみたいという気がします。

 そして天国(影の王国)でソロルとニキアは結ばれることになります。



 そこで踊られるパ・ド・ドゥ(群舞)。右手奥の坂路から一人ずつ32名が降りてきてきます。



 このパ・ド・ドゥは古典バレエ屈指の名場面といわれていて、まさに幻想的です。新国立劇場バレエ団の踊りは一糸乱れず、世界一流であるという評価通りでした。頭から下りるタイとチュチュのデザインもグッド。



 最後に踊られるニキアとソロルの踊り。二人の持つ白いベールは二人が結ばれたことを意味しています。

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謹賀新年・・・・・我が街から見る富士山

2009-01-01 | 志木市・・・・我が街の紹介
 謹 賀 新 年
  本年も「めいすいの写真日記」をよろしくお願いします。



 富士山は高い山なので、関東地方からもよく見えるのですが、私の街の隣の市が富士見市というだけあって、やはりよく見える場所といえるでしょう。ちょっと高いところということで、近くを流れる荒川の堤防から、300mmの望遠レンズで撮してみました。

 PENTAX K20D +SIGMA 70-300mm F4-5.6 APO DG で撮影 偏光フィルター使用

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我が街の紹介16・・・・名刹「宝幢寺」の除夜の鐘(録音入り)

2009-01-01 | 志木市・・・・我が街の紹介

 大晦日の午後11時45分から「宝幢寺」 (埼玉県志木市柏町1-10-22 TEL:048-471-0064)では、除夜の鐘をつき始めます。鐘をつくのは、希望した人たちで行われます。受付は午後10時半から、今年はついてみようと思い、少し早めに行きました。



 順番は13番目。除夜の鐘をつくのは初めての経験です。「家内安全、健康第一」の願いを込めて、鐘をついたら、さすがに良い音がしました。

  宝幢寺の除夜の鐘 40秒 SONY PCM-D50 を使用しデジタル録音 MP3に変換



PENTAX K20D + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACROで撮影

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