マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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柳生八坂神社神事芸能について

2008年10月14日 08時21分06秒 | 奈良市(東部)へ
山村御霊神社の八朔祭神事に来られていた柳生町八坂神社の宮司さんに下山でいつもお世話になっていますとご挨拶。

いつかは聞きたかった神社祭礼の秋祭り田楽

スモウササラの舞ヨーガ(ゴ)の舞いだ。

10月体育の日の11時から行われる秋祭りは柳生町(上)と柳生下町の祭りで年番で交替する。

上、下それぞれの十二人衆の宮座で構成されるので合わせると二十四人衆。

祭礼は毎年地区が交替し、平成20年は柳生町が担い手。

トヤさん宅から出幸した一行を宮司、下の老人衆代表、総代、自治会長が街道で待ち受ける。

それから11時到着目指してお渡りをするという。

舞殿での神事芸能は2回される場合もあるそうだ。

その理由は間が持たんということだそうだが当日はどうなるんでしょうね。

素襖を着た衆がつかんでピーとあげるヨーガ(ゴ)の舞い

反対側をピーとあげる所作。

本来は神事なのでゆったりとした間合いで行うのだが最近はパパパッとすましてしまうらしい。

拝殿で神事を行っている宮司は気が気でない。

昔はモッソ御供もあったがめんどうくさいということでなくなったそうだ。

うるち米を押しスシのように型へ入れて抜くと台形状の押しスシができあがる。

それに藁を三本括り付ける。

それぞれ結び目から斜め方向にピっと立てた触覚のような先っぽ。

宮司に絵を描いてもらった。

それにトヤの祝い唄としての伊勢音頭などふんだんに唄われる酒盛りに興味を引かれる。

ダダンダ(ある資料によると武蔵野)と呼ばれる重ね盃の儀式だそうだ。

今年の秋はなんとか工面つけて訪問させてもらおう。

<山村御霊神社八朔祭直会六人衆>

(H20. 9. 1 Kiss Digtal N撮影)