井戸野物語の讃仰和讃。
中興開山 円空覚寿上人『讃仰(さんぎょう)和讃』 無辺山常福寺第四十一世 洞空達定上人 作
1.「帰命頂礼青丹よし 大和の国は郡山 井戸野の村の常福寺 寺伝を仰ぎひもとけば」
2.「基(もとい)を開きし上人は 円空覚寿和尚なり 上人あまねく諸人に 念仏法門ひろむべく」
3.「たまたまこの地に掛錫(けしゃく)して 人情殊の他深き 井戸野の村の土地柄に いたく心をひかれけり」
4.「常福寺こそ我が命 捧げて悔いなきお寺ぞと 心に深く期せられし 上人勧化(かんげ)の功つもり」
5.「帰依する信者数をまし 法(のり)のともしび輝きけり しかるに明治十二年 悪病にわかに流行し」
6.「井戸野の村にもひろがりて 数えて三十六人が 命を失いたまいける 悲しき史実にむねせまる」
7.「悪病故に伝染を 恐るる人のみ多き中 病人看護や亡き人を 弔うために身を挺し」
8.「つとめ給ひし上人の 尊き姿しのばるる お陰をもちて悪病は 次第におさまりゆきけれど」
9.「過労のためか上人は その翌年の春五月 四十六才一期とし 亡くなり給うぞ悲しけれ」
10.「されども覚寿上人の 身命(しんみょう)惜しまぬ御苦労は 村人達の建てられし 古き墓石がそのままに」
11.「業績伝ふる形見なり 平成の世を今生きる 我等子孫もその頃の 先祖の気持ちをうけつぎて」
12.「とわに讃えん上人の 命をかけし生き様を 寺は心のよりどころ 朝な夕なに感謝しつ」
13.「とわにまもらん常福寺 無辺の寺はゆるぎなし」
なむあみだぶつ あみだぶつ なむあみだぶつ あみだぶつ
(H21. 3.17 Kiss Digtal N撮影)
中興開山 円空覚寿上人『讃仰(さんぎょう)和讃』 無辺山常福寺第四十一世 洞空達定上人 作
1.「帰命頂礼青丹よし 大和の国は郡山 井戸野の村の常福寺 寺伝を仰ぎひもとけば」
2.「基(もとい)を開きし上人は 円空覚寿和尚なり 上人あまねく諸人に 念仏法門ひろむべく」
3.「たまたまこの地に掛錫(けしゃく)して 人情殊の他深き 井戸野の村の土地柄に いたく心をひかれけり」
4.「常福寺こそ我が命 捧げて悔いなきお寺ぞと 心に深く期せられし 上人勧化(かんげ)の功つもり」
5.「帰依する信者数をまし 法(のり)のともしび輝きけり しかるに明治十二年 悪病にわかに流行し」
6.「井戸野の村にもひろがりて 数えて三十六人が 命を失いたまいける 悲しき史実にむねせまる」
7.「悪病故に伝染を 恐るる人のみ多き中 病人看護や亡き人を 弔うために身を挺し」
8.「つとめ給ひし上人の 尊き姿しのばるる お陰をもちて悪病は 次第におさまりゆきけれど」
9.「過労のためか上人は その翌年の春五月 四十六才一期とし 亡くなり給うぞ悲しけれ」
10.「されども覚寿上人の 身命(しんみょう)惜しまぬ御苦労は 村人達の建てられし 古き墓石がそのままに」
11.「業績伝ふる形見なり 平成の世を今生きる 我等子孫もその頃の 先祖の気持ちをうけつぎて」
12.「とわに讃えん上人の 命をかけし生き様を 寺は心のよりどころ 朝な夕なに感謝しつ」
13.「とわにまもらん常福寺 無辺の寺はゆるぎなし」
なむあみだぶつ あみだぶつ なむあみだぶつ あみだぶつ
(H21. 3.17 Kiss Digtal N撮影)