昨年の1月18日にたまたま見つけた田んぼのススキ。
荒起こしをした場にカヤススキがぽつんとあったのだ。
なんであろうか、と思って傍まで歩み寄った。
そこにはアズキ粥と白いもので包んでいたオカガミがあったのだ。
それから数日かけて田んぼの主を見つけて話を伺った。
田主が云うには「1月15日の朝におましている」である。
その状況に変化があるのか、ないのか、確かめたくて、この日、仕事帰りに立ち寄った豊井町の田んぼ。
立ててあったカヤススキの本数はおよそ15、6本である。
傍には一合枡に盛ったアズキ粥と千切った一個のモチもあった。
横には昨年同様に白い布で包んだオカガミもある。
その場は苗代作りの場である。
昨年の5月8日に苗代にイロバナやケッチン行事で祈祷された2本の松苗を立てていた。
若干移動していたが、苗代の場である。
この日、田んぼにご主人はおられなかったが、昨年に聞いた話しでは「家を出る前にカヤススキの茎を箸代わりにして一口、二口、家族が食べてから、苗代場に立てる」と云っていた。
前日に御所鴨神下垣内の男性が話していたカヤススキの箸がある。
家族が5人おれば、束にして10本を立てたということを考えれば、豊井町の田主家もそうであろうと思う本数。
家族はおそらく8人であろう。
家族の喰いぶちの稲作、今年も豊作であってほしいという願いであるような気がした。
(H26. 1.15 EOS40D撮影)
荒起こしをした場にカヤススキがぽつんとあったのだ。
なんであろうか、と思って傍まで歩み寄った。
そこにはアズキ粥と白いもので包んでいたオカガミがあったのだ。
それから数日かけて田んぼの主を見つけて話を伺った。
田主が云うには「1月15日の朝におましている」である。
その状況に変化があるのか、ないのか、確かめたくて、この日、仕事帰りに立ち寄った豊井町の田んぼ。
立ててあったカヤススキの本数はおよそ15、6本である。
傍には一合枡に盛ったアズキ粥と千切った一個のモチもあった。
横には昨年同様に白い布で包んだオカガミもある。
その場は苗代作りの場である。
昨年の5月8日に苗代にイロバナやケッチン行事で祈祷された2本の松苗を立てていた。
若干移動していたが、苗代の場である。
この日、田んぼにご主人はおられなかったが、昨年に聞いた話しでは「家を出る前にカヤススキの茎を箸代わりにして一口、二口、家族が食べてから、苗代場に立てる」と云っていた。
前日に御所鴨神下垣内の男性が話していたカヤススキの箸がある。
家族が5人おれば、束にして10本を立てたということを考えれば、豊井町の田主家もそうであろうと思う本数。
家族はおそらく8人であろう。
家族の喰いぶちの稲作、今年も豊作であってほしいという願いであるような気がした。
(H26. 1.15 EOS40D撮影)