マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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荒蒔町のダイコン干し

2015年09月05日 08時30分37秒 | 民俗あれこれ(干す編)
「十二月十二日」の護符話題で盛りあがった天理市荒蒔町の前當家。

母屋は新築されたが納屋は敷地内にある。

そこにたくさんのダイコンを干していた。

本来なら「カド」でするのだが、霜や雨にあたらないように納屋に吊ったという。

下にある運搬車は割り木を搭載している。

30日には正月のモチを搗く。

モチゴメを蒸す際に燃やす割り木である。



納屋にはタマネギも干しているし、剥いた柿の皮も干している。

漬けものと一緒に漬ければ美味くなると聞いてそうしている。

同家は昔からカンピョウ干しもしている。

5個ほど栽培するユウガオの皮を自家製カミソリ道具で剥いて3日間も竿干しをする。

取り込んで函に納めておく。

函からときどき取り出して竿干しする。

それから軒下に広げて天日干し。

うちのカンピョウは赤みがあると云って出してくれた。

もらったカンピョウは正月前に食べたおふくろが美味いって云っていた。

私もそう思うカンピョウの味。



ニュースによれば子供も含めて昨今の若い人たちは食べたことがないそうだ。

天理市では地元産を調理して学校給食に出して味覚を広げている。

スーパーで売っているカンピョウはほぼ中国産。

日本産を食べれば味わい違いが判る。

(H26.12.14 EOS40D撮影)