マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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豊浦町のとんど

2017年12月03日 08時57分19秒 | 大和郡山市へ
奈良市の米谷町の取材を終えて帰路につく。

どの道を利用して帰るかは、そのときの判断もあるが、気分もある。

この日は吸い込まれるように車が動く。

東山間の玄関口とも言える五ケ谷を下って真っすぐ西へ走らせる。

大和郡山市内に入って井戸野町、稗田町、美濃庄町、杉町から豊浦町。

我が家はもうすぐだ。

ふと左に目が動いた。

そこにあった大きなとんど組み。

2月の第一日曜に行われている豊浦町のとんどである。

夕陽が射し込む時間帯。

建てたとんどの竹が赤く染まりつつある。

田園の向こうは小南町の外れから筒井町の新興住宅地。

新興とはいってもずいぶんと前のことだ。

家屋が目立たないような位置でレンズを構える。

大和郡山市内の二ノ正月とんどは1月31日の午後から2月6日ころまで。

豊浦町の隣町になる小南町もあればさらに西。

矢田町の懐になる南矢田垣内、清水垣内寺坂深谷垣内、東村、矢田横山、垣内垣内西

豊浦町より東になる天井町、丹後庄町番条町井戸野町、稗田町、大江町もあれば南の筒井町長安寺町柏木町、額田部町も。

とにかく多くの地域で見られる二ノ正月とんどである。

豊浦町は明日の5日の朝7時に点火される。

天気予報では雨が心配されるが・・・土砂降りにならないようにと祈るばかり。

翌朝5日の朝は6時半ころから降り出した。

それから日中がずっと涙雨だった。

ところが住民から伝えられた便りによれば雨天決行したという。

無事に終えられてほっとしたことを付記しておく。

(H29. 2. 4 EOS40D撮影)